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常若の心を未来へ②SDG’sを「常若」と捉え直す「常若産業宣言」を世界へ!

髙橋塾生である千葉県八街市立朝陽小学校の及川直人教諭が6月27日、「常若産業甲子園」の提唱者である岸本吉生氏をゲストティーチャーとして迎え、「常若(とこわか)の心」と題する道徳授業に続いて、岸本氏が「常若の心を未来へ」と題して授業を行うとともに、夕方には同小学校を卒業した中学生3名と仕事の傍ら地域活性活動に取り組む地域住民計11名が集まり、地域活動について語り合う「若者サミット」を開催した。

後述するように、岸本氏は全国の高校を中心に講演をされてきたが、千葉県の小学校で教諭の授業実践とのコラボ形式で授業実践を行い、卒業生や地域住民を巻き込んだ「若者サミット」に初めて参加された。

及川教諭が企画したこの取り組みは「常若産業甲子園」に直結する先駆的取り組みとして高く評価できる。とりわけ、一方的に講演を聞くのではなく、コラボ形式で授業した点が素晴らしい。卒業生と地域住民を集めて「若者サミット」を開催するというアイデアも素晴らしく、是非全国に広げたい先駆的実践である。
「常若産業宣言」と「常若産業甲子園」について、以下に補足説明をしておきたい。

●宗像国際環境会議「常若産業宣言」

令和元年から令和2年にかけて宗像国際環境会議が以下のような注目すべき共同声明、「常若産業宣言」を出している。
また、平成26年から宗像市・宗像国際環境会議実行委員会主催の「宗像国際育成プログラム」(塾長は国連科学諮問委員の黒田玲子東大名誉教授)が、世界の第一線で活躍する様々な分野の専門家の講義と、塾生が主体的に取り組む課題などを中心に宿泊研修を含めて「海の道むなかた館」などを活用しながら、多面的でグローバルな視点で物事を判断できるような人材育成を目指して行われている点も注目される。

①<海の神殿「宗像・沖ノ島」山の神殿「富士山」共同声明>令和2年10月25日

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