ヒトもイヌもしつけちゃいけない モデルベース学習のススメ
しつけ(躾)について考えてみたい。
しつけとは?
もともとは、裁縫の「仕付け」からきている。まっすぐに「本縫い」ができるよう「仮縫い」することをいう。
「子どもや犬のしつけ」で検索すると、たくさんの情報が出てくる。
しつけに不可欠なのがサンクションだ。
サンクションには肯定と否定の両面がある。
いわゆる、アメとムチ(飴と鞭)である。
承認・賞賛をおこなうのが肯定的サンクション。制裁・処罰をおこなうのが否定的サンクションである。
アメを与えたり、ムチを与えたりしながら、まっすぐに育てるのである。
なぜ子どもや犬にしつけが必要なのだろう。野生のオオカミにしつけは必要ない。しつけが必要なのは、ヒトもイヌも社会的な動物であるからだ。
社会のなかでちゃんとまっすぐに生きていけるように、「しつけ」られるのだ。
さて、本題に入ろう。
ヒトもイヌもしつけちゃいけない
「しつけちゃいけない」というタイトルにしたが、広い意味ではどんなアプローチも「しつけ」といえてしまう。
だから実際には、どのように「しつけちゃいけない」のかという話である。
モデルフリーとモデルベース:強化学習の二つの方法
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