
丼または茶漬け
美味そうな刺身を目にすると、反射的に手を伸ばしてしまうのは日本人の本能なのでしょうか。寿司も然り。
そのまま刺身で頂くのもいいけど、ほんのひと手間加えるとさらに贅沢な一品が仕上がるよ、なんてお話を。
本日用意するものは、「旬の魚」「醤油」「酒」「みりん」「ごま油」以上です。(あとはうまい、白米もお忘れなく!)
調味液にドボンと魚を漬け込み、ホッカホカのごはんの上へ。
さらに余裕があるなら、お出汁もご用意くださいませ。美味い茶漬けも出来上がり。
材料/大きめの茶碗一杯分
※写真は大きめの茶碗1杯分
●漬けダレ●
醤油:みりん:酒:ごま油
1:1:0.5:チョロ
)例えば、大きさにもよりますが切り身が4切れくらいなら
醤油 スプーン1
みりん スプーン1
酒 スプーン0.5
ごま油 チョロ (いれてもいれなくてもよし)
※みりんと酒は、余裕があれば煮飛ばすのがグット
●漬け込む魚●
捌けるのなら万々歳。面倒なら魚屋やスーパーの刺身を。
●薬味●
なくてもいいけど、あったら最高!
ねぎ、大葉、わさび、ごま、生姜など、お好きなものをご用意。
●茶漬け用の出汁(濃くしすぎない)●
基本のお出汁 お玉1杯くらい
醤油(あれば薄口) スプーン0.5〜1
塩 適量
漬け丼のつくり方
1、漬けダレ
をつくりましょうベースの調味料をドボンドボンと投入します。この比率を覚えておくと、便利です。量の目安は、買ってきたお魚がつかるくらい。ごま油は香りづけに、お好みでいれましょう(いれすぎるとえらいこっちゃになるのでご注意遊ばせ)。
※酒とみりんは、一度煮飛ばしてあげるとより丁寧です。漬けこむ前は粗熱を取ることを忘れずに!
2、刺身を投入
タレの中へ刺身をドボン。最低でも5分は放置。
※漬けすぎると、ギュッと身が締まりすぎるのでご注意を
3、ホッカホカのごはんの上に、刺身をどーん
薬味やごまをのせれば完成です。(おいしい胡麻をぜひかけていただきたい!)
出汁茶漬けのつくり方
1、「基本の出汁」に、調味料をいれましょう
お浸しと同じ調味料を使っていますよー。魚に味がしっかりついているので、今回は「うん、うん。お出汁感じるなぁ、、、」くらいの、やさしい感じで味を整えましょう。
しょっぱすぎると、「あれ?魚どこ行った?」ってなりますのでね。ご注意。
2、先ほどの漬け丼の上にチョロチョロと注ぐ
なんともいい香り。酒の〆にもぴったりでございます。
以上。
今日のツボ
・みりんと酒は、煮飛ばせたらより丁寧
・ごま油をいれるとうまい(いれすぎ注意)
・魚は漬けすぎると固くなる
・出汁茶漬けの出汁は、ほんのり出汁を感じる味付けで旬の魚を丼か茶漬けで楽しむ一席。
今回は魚屋で見つけた鯵を捌いて漬け丼、そして茶漬けにしました。
家に玄米しかなかったもんで、心残りはあるのですが、皆様は是非とも、白いツヤツヤの米でお試しあれ。
まだまだお出汁をつかった料理はあるなれど、そろそろ違う料理も作りたいわよ!なんて声が上がりそう。
そうよね、そうよね。そうしましょう!
次回の献立は、お楽しみに。
お後がよろしいようで。
食べたいものをつくる人 高橋 拝