ご無沙汰しておりますぞ。
4ヶ月ぶりのグラタンの一席。
昨年末。ほぼ欠かさず行っておりました深夜の「グラ活」。
※深夜にコンビニのグラタンを購入してたいらげる、ただそれだけの部活動です。
約2ヶ月続けた結果、私は見事な内臓脂肪をゲット。
このまま行くと間違いなく生活習慣病だよ、ねぇさんとのお達しをいただきました。
(ひぃぃぃ。)
そんな訳で、部活は自主謹慎。
未練タラタラで、グラタンに別れを告げたのです。
あれから4ヶ月(綾小路きみまろいいですよね)。
そんな私の元に、美味しそうな「ブラウンスイスのモッツァレラ」が届きます。
これは!もうっ!ええいっ!
解禁しましょう。(実に4ヶ月ぶり)
米粉を使えばダマ知らず。白味噌と醤油をつかえばコンソメ知らず。バターも使わずいけちゃうわよ!
豆乳つかえば0キロカロリーときた。(よしきたっ!)
味つけのキラーポイントは「中川家」なり。
さて、「豆乳」「白味噌」「醤油」「美味しそうなチーズ」「旬のお野菜」をご用意くださいませ。
材料
●ベシャメル(ホワイトソース)●
豆乳 マグカップ1〜1.5杯(今回は1.5)
白味噌 お好きな濃さ(今回はスプーン大盛り1.5)
醤油 ちょろり
お塩 適宜
米粉 スプーン1.5〜2くらい(今回は2)
欲しければバター ひとかけら(コクがでます)
※あれば白ワインをちょろりと入れるとグット◎
●その他●
美味しそうなチーズ お好きな量(ブレンドすると最高)
旬のお野菜 お好きなもの(今回は、新じゃがとそら豆)
作り方
1、あなたの妄想を爆発させるターン(具材選び)
具材選びに想いを馳せるのがグラタンの醍醐味ですねぇ。
まずは米を入れるか、マカロニいれるか。はたまたお野菜だけで攻めるのか。それが決まったら、サブの具材を選びましょうぞ!彩りと食感を妄想できたらマーベラス。魚介もいいなぁ、、、。
びびりなわたくし。今回はお野菜だけのチョイスにて候。
古来種のうんまいジャガイモと八百屋でゲットしたそら豆ちゃんでえいやこら。
2、カットトシタショリ(←誤作動によりカタカナになりました)
ここでも妄想を。人の満腹度を満たすのは味だけじゃぁないんだよ。
運ばれてきたときにぷ〜んと香るいい匂い。わぁ〜と思わず漏れちゃうくらいに美しい盛り付け。モグモグした時のいろんな食感。これ想像しただけで幸せになりますねぇ。
ので、合わせる具材の大きさによって切り方を変えたり、下茹や火入れが必要なものは、どの固さがちょうどいいのかを妄想するのがうまいの秘訣。
ここでの下味をお忘れなく!
【妄想のコツ】
葉物や魚介、お肉みたいな具材なら、茹でるよりサッと炒めたほうが水気が出にくく旨味をギュッ。芋とかアクが強そうなお野菜は下ゆでしてあげたほうがうまい気がする。
この後チーズをのせてオーブンにいれるので、そのことも頭の片隅にッ!
3、米粉のベシャメル負け知らず!
グラタンの何がいやって、ダマになったときね。本当に悲しきあの瞬間。
そんなあなたへ朗報です。
「米粉」知ってる?
本当に米粉センキュー!ラブユー!ブラボー!スタンディングオベーション!くらいにイカしています。
私は米粉のお陰でダマ知らずになりました(ダマになったら御免っ!)。
【こんな感じで参りましょう!】
⑴まずは豆乳を温め、味をつける(中川家を目指そう)
温めた豆乳に白味噌を溶かし、物足りなければ醤油をin。最後に塩で味を引き締めましょう。
味付けのポイントは、濃くしすぎると合わせる具材のよさがグッバイ。
悲しいよね。お笑いコンビも片一方だけ個がたちすぎると見ていて辛い。そうだな、千原兄弟だと、せいじさんの方がキャラが濃い。中川家くらいのアクのぶつかり稽古がちょうどよいかと存じます。
⑵米粉をいれよ
ここで米粉をサラサラ投入!
「振るわなくていい」。もう一度言わせてください「振るわなくていい」のです。なんとっ!世の奥様に吉報だ。
⑶あとはクルクル混ぜるだけとな
弱火にかけて、クルクル混ぜれば一丁あがりっ!
⑷お好みではいっ、ばた〜
いれてもいれなくてもよし!コクが出ます。
4、フュージョンを楽しむ
ここまできたらあともう少し。具材の上にベシャメルをとろりとかけましょう。
5、チーズをね
これでもかとチーズをのせます。今回は2種のチーズをブレンド。
「モッツァレラ」は木更津のクルックフィールズさんのもの。
クセがないけど、
かわいいブラウンスイスのお乳からつくられている、ほっぺが落ちちゃうくらいにおいしいチーズ。(半分はつまみ食いでなくなった。)
6、いい具合に焼き上げる
オーブンやトースターないよというあなた。
レンジで行きましょう。できることならホームセンターでバーナーを購入すればそれっぽく仕上がりましょう。
7、ハーブなんかのせたら
バッチグ〜
以上。
今日のツボ
・グラタンは素材選びが醍醐味とな
・満たさせるのは腹だけじゃない!五感が大切
・具材にも下味を!
・味付けは中川家の調和
・大いなる米粉の存在
・チーズはブレンドすると奥深さに拍車がかかる
・いい塩梅の焼き目をね
グラタン断ちをしていたわたくしは、半ばに差し掛かる頃には満腹に。(嘘でしょ、恐怖。)
これが、4ヶ月も距離を空けていた私たちのアンハッピーな結末かしら?
なんて、ちょっとギクシャクしちゃいました。
と匂わせなことを言いつつも。
今回仕込んだグラタンは、むちゃデカ3人前の皿でしたとな。
お後がよろしいようで。
(追記)
よし!今日は楽しみにしていた木桶の勉強をします故、この辺りでおさらばゑ。
食べたいものをつくる人 高橋 拝。
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