018 環境がくれる行動力
家族が日本に帰国したのは子どもたちが通っていたインターナショナルスクールが授業をオンラインに切り替えエチオピア国内でも初めて新型コロナウイルスの患者が確認された3月中旬。それ以来、どう自分の精神的な健康を保つかというのが生活の中心になっていった。
在宅だから仕事をしないとか仕事の効率が云々というのは心配を持つ余裕もないくらい、在宅勤務になった途端今までの2、3倍は忙しくなったので仕事の効率とかは僕には問題ではなかった。むしろ、朝から晩まで週末もなく仕事に追われる毎日になったため、バーンアウトしないようにするためにどうすればいいかというのが喫緊の課題だったわけだ。
そうなったとき、僕の息抜きとなったのは昔よく聴いた音楽を聴くこと。これは僕の自律神経や若い頃どうなるかわからない未来に悶々としてても駆け抜けてきた日々を思い出すことができてとても支えになった。他にはNetflixだ。これはossan.fmのエピソード91で話しているので是非お聴き下さい。
そして、Zoom。ただ飲んでいても飽きてくるのでZoomで人狼をしている。6人集まればZoomで人狼だ。多いときは10人ほど集まって参加者の国は日本、ケニア、エチオピア、マラウィ、ジンバブウェ、ザンビア 、ナイジェリア、シエラレオネ、ブルキナファソ、シエラレオネ、モロッコなど日本から6時間以上の時差がある国々だ。
で、だ。自分がゲスト出演をしたエピソード聴いて気を抜いていたわけではないが次に配信されたエピソードでエチオピアのデモの話などをお話し頂いていてますますおっさん冥利に尽きるというか、おっさんとして誇りに思ったところです。
ossan.fmの英語版が出るかもだって!!詳細はエピソード93をお聴き下さい。
ちなみにゲストとして出させて頂いたエピソードは以下の2つですのでお聴き頂けると嬉しいです。かつ、コメントをTwitterで #ossanfm をつけて頂けると単身在宅勤務エチオピア生活な僕は目をウルウルさせて喜びます(最近涙もろい)。
インターネットがない生活とは
ossan.fmでも触れてもらったけど、バーンアウトしないようにインターネットを活用してポッドキャスト、音楽、Zoomでどうにかしていたのでインターネットが遮断されたとき確かに路頭に迷いそうになった。実は僕はパートナーから「離婚するとしたら原因はスマホになるだろう」と言われたことがあるくらいいつもスマホをいじってしまうおっさんなわけだ。
そんなおっさんにインターネットがないと大きな間違いを起こすか、あるいは精神的に崩壊するかと思ってしまうかもしれない。でも、インターネットが無くなってみると新たな価値に気づくことができた。これもおっさんだからだろうか。
インターネットがない2週間に10冊ほどの本を読んだ。買っていた電子書籍と紙の本であちこちの国にもって歩いていたのにまだ読んでいなかった本などだ。
加えてストレッチ、ヨガ、筋トレ、足つぼなどを丁寧にする時間があり、リアルで人に会う時間を作り(普段は出不精でほとんど家から出ない)というとても健康的で社会的な生活を送ることができた。なんか、デトックスできた感じだった。
この経験を経て自分で決めた3つのルールについてはちょっと前にも書いたところだ。
その三つとは以下だ。
1. インターネットにアクセスしない日を作る
2. 心身の健康管理を丁寧に続ける
3. 常に感謝の気持ちを伝えるついでに家にあった漫画を堪能した。
ついでに、JICA海外協力隊のドミトリーが閉鎖されるというのでそこにあった懐かしい漫画を以前もらっていた。それらもしっかり消化した。
リアルは8巻と11巻以降が抜けていたもんだから、7巻で読み進むのをやめておいたところインターネットが戻ってきた後にKindleで抜けているところを購入し最後まで堪能した。
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