009 見えない糸
何を書いてもCovid-19、新型コロナウイルスの話になってしまって気が滅入ることもあるこの頃。
在宅勤務が続き、土曜日も日曜日も祝日でさえも変わりなく仕事をして1日を過ごしているからだんだん精神的によろしくない感じになってきた気がするこの頃。
そんなこの頃、日本にいる家族から寄せられる近況報告が心を癒してくれることが多い。そして、なんか涙脆い。
今日の目次はこんな感じ。
The Invisible String
まずはこの読み聞かせ動画を見て欲しい。
静かに子どもたちが寝ていると思いきや、大雨が降ってきて子どもたちが起きてくる。怖いからお母さんのそばにいたい、と。そこでお母さんが愛する人とは特別な糸で繋がっているんだよという話をする。子どもたちは見えないのになんでわかるの?と当たり前のことを聞く。お母さんによると親友や愛する人となら世界どこにいても愛でできた特別な糸は繋がっているのだと。
天国にいるおじさんとも?
子どもの質問にお母さんは、「もちろん」と答える。
やがて子どもたちはまだ鳴り止まぬ嵐の中ベッドに戻る。そして、自分たちと見えない愛の特別な糸で繋がっている友だちを思い浮かべる。そして、その友だちが愛する他の友だち、そしてのまた別の友だち。いつしか、世界は見えないけど愛でできた特別な糸で繋がっていく、、、
愛でできた特別な糸
家族がエチオピアを離れてから既に4週間以上が経った。毎日ではないけど子どもたちの様子がパートナーから写真で送られてくる。そして、平日は毎日のように子どもたちの学習記録と先生とのやりとりがSeesawというアプリで共有される。
算数や英語の課題の答えを書いて、説明を録音して、先生に送って、先生からのコメントを踏まえて復習して、、、
日本では4月から小学一年生になる長女はインターナショナルスクールではまだKG。それでもお話を読んだり、単語や文字の練習したりをパソコンやタブレットを駆使してやっているらしい。
二人で遊ぶ姿や外に遊びに行った時の写真も送られてくる。
そして、喧嘩して泣いてる写真も。
その写真を見ていると、遠くエチオピアと日本で離れていても、愛する子どもたちと見えない糸で繋がっているんだと思う。まるで自分は天国にいて子どもたちを見守っているかのような錯覚も湧いてくる。
また、この本の読み聞かせを聞いて見えない糸が他にも繋がっていると改めて感じるようになった。世界のあちこちにいる友人、日本に帰った友人。ここ最近はオンライン飲み会などで久しぶりに会う機会もあると、なんか忘れていた見えない糸を急に感じることもある。離れていても、ちょっと疎遠になっていても、人生のひと時を共に過ごした友人といつもどこかで繋がっているような感覚を得る。そして、糸はどんどん広がる。新たな出会いが様々な人と見えない糸をつなげていっている気もする。
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