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【感動は脳にいい❗️】
【感動は脳にいい❗️】
そもそも、
『感動』とは何でしょうか?
「『感動』するとなぜ脳にいいか?」(著者 大島清 新講社)
の中に、こう書いてあります。
「『感動』とはただ感じることではない。
その数倍、数百倍の心の高揚、気持ちの集中のことである。
感じたら、心も体も動く、の意だ。
『感動』しているとき、
わたしたちはしばしば忘我の中にたたずんでいる。
その瞬間を永遠のように感じ、
快感に酔いしれる。
そのときの心の弾みを一語で言い表せば、“幸せ” ということである。
『感動』することは幸福を感じることである。
一日に五回も十回も感動する人は、
ほぼ一日をたっぷりとした幸福感の中で過ごすことになる。
また『感動』は、ときに涙となって現れる。
すばらしい映画を観たとき、
すてきな本に出合ったとき、
わたしたちはクライマックスに涙し、
涙はカタルシスとなって心を浄化してくれる。
『感動』とは心の癒やしのことでもある。
(中略)
感動しているとき、
脳の快感神経(A10神経)から快感物質が分泌されている。
感動のあまりに起こる恍惚感、幸福感、達成感はみな快感物質が脳に満ちることで起こる。
今一つは、
『感動』とは、右脳にすばらしい絵を描くということだ。
散文的な言い方になってしまうが、
たとえば、
わたしたちが夕焼けを見て感動しているとき、
そこに永遠を感じる。
どんな説明もいらないと思えるほど、
鮮やかな絵を右脳に描き、
その中にのめり込んでいるのである。
論理や計算を扱う左脳だけだったら、
そうはならないだろう。
その美しさや感動を表わすのに万の言葉を費やさなければならない。
そして『感動』は人生の生きる意味そのものに直結している。
目標なり夢なりを実現したとき、
『とうとうやったぞ!』
という感動にわたしたちは包まれる。
自己実現をしたという満足感。
それは人生を幸福だと思う快感に通じる。
『感動』できる人の毎日、一年、一生はすばらしいドラマに満ちている。
感動力を鍛え、
ぜひそのドラマを自分のものにしたいものである。」(13頁〜15頁)
感動が人生必須の要素であることがよくわかります。
では、
具体的にはどうすればいいのでしょうか?
同書の中に、こう書いてあります。
「『感動』という字は感じて動く、
あるいは動いて感じると書く。
まず動く、それは心が動くことであり、
体が動くことである。
動くことで、
さっきまでの世界と別の世界が見えてくる。
視界が広がるし、
別の角度のものが見えてくる。
外の世界が応え始めるのだ。
(中略)
人間は小さな生き物である。
広大無辺の宇宙の中のチリのような存在である。
地球という惑星の中でのその体が占める占有率は極小とも言える。
しかし目、耳、鼻、皮膚など小さな体に楽しいセンサーを持っている。
そのセンサーを発揮すれば、
脳が活発になり、
結果として視野は鳥の目になり、
虫の目になり、
どこにでも飛び込んでいける。
露草の花すら宇宙人の顔になってしまうほど、
センサーがもたらす情報と、
それを加工する脳の働きは自由なのである。
雨上がり、道路の小さな水たまりにアメンボーがいた。
感動力のある人は、
たったそれだけのことから、
心を快感で満たしてしまうのだ。
まず動く。
心を動かし、体を動かす。
感動力を鍛えるコツの一つがそれである。
時間の許すかぎり、道草を食い、
路傍や街の観察者となり、
人の観察者となってみよう。
露草の花が宇宙人の顔に見えたり、
真っ赤なカラスウリに太陽が宿っていることを感じたりできれば、
観察力は絶品と折り紙をつけたいものである。」(22頁〜23頁)
「感動を『配達』する人がいる。
自分が感動したものを人に勧めたがる。
そして、
自分が得た感動を共有しようとする。
こういう人がいたら、
すみやかに軽々と配達を受けてみよう。
彼が観て泣いたという映画を観るし、
本を読む。
訪れてすてきだったというところに行ってみる。
人こそ最高の情報源であり、
感動の源になりうる。」(108頁)
人生を実り豊かにするものは、
『感謝』
『感激』
『感動』
『歓喜』
です。
心の琴線に触れる言葉や文章に出合ったとき、
人は感動し魂を揺さぶられます。
感動するものは、言葉だけではありません。
風景、絵画・音楽などの芸術、
心のふれあい、
香り、味、共感、陶酔、法悦、エクスタシー、
偉大なものに対する畏敬の念、
etc.
感動するものはすべて、あなたの人生を豊かにします。
たくさん感動し、実り多き人生にしましょう。
『どんなことがあっても、私は喜びだ、感謝だ、笑いだ、雀躍りだと、勇ましく潑剌と人生の一切に勇往邁進しよう』(中村天風)
『人生は感動だーー❗❗』
(推薦図書)
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