#1689 本を読みたいけれど、近くに大型書店がなく書斎もない人のための選書&読書術のアイデア
読書術の本には、たいてい「大型書店に通え」と書かれている。平積みされた新刊やら書店員おすすめ本を眺めることによって良書悪書を選別する感覚を養うことが出来るからだという。これはAmazonでは実現できない。
さらに、「紙の本を買え」と書かれている。何故なら、積読状態の背表紙から「読め!」オーラが発せられ、「読まなきゃ」という感覚を味わえるからだという。そして、然るべきタイミングで手に取ることが出来る。これもKindle本では実現出来ない。「読め」という圧(プレッシャー)が足りないから。
さて、上記2つの問題。大型書店は存在しないし、書斎(書棚)が無い人はどうしたらよいのだろうか。
はて、どうしたもんか。
先日、とある本を検索している時、紀伊國屋書店の「バーチャル新宿本店」の存在を知る。そうか!大型書店に通えなければ、バーチャルな書店に通うのもありかもしれない。
加えて、背表紙の”圧”問題。これはリアル図書館でなんとかなるかもしれない。なんせ図書館には「読みたい・読まねば」な本がごまんとある。背表紙から圧を感じるのにもってこいのスペース。ものすごく贅沢な書斎を持った気分に浸れる。そして毎月(選書された)新刊が追加される。
つまり(書店は)近所にあるかネットにあるか、書棚は家にあるか図書館にあるか、という拡張した考え。
まとめると、大型書店もなく、書棚も持たない人の読書&選書術として、バーチャル大型書店と町の図書館を利用するのはどうか?というアイデア。
どうだろうか?