#985 無印良品は「売らないお店」を展開した方が良いのかも
勝手に業務改善提案のお話。
先日、私が住んでいる能登地方に初の無印良品路面店がオープンした。珍しくイオンなどのショッピングモール内ではなく単独の大型店舗。
石川県内の無印良品は2010年以降段々と店舗数を減らしつつも、近年は郊外の路面店に力を入れている。ただ、コロナ+ファミマ内で購入できなくなってからはなんだか遠い存在になっていた(Amazon他ネットで買えるけれども)。ここ数年、リアル店舗で購入した記憶がない。
オープン初日には開店前に行列が出来、ニュースにあるようにレジ待ち行列も店内を一周したようだ。
自分も、オープン2日目に冷やかしで覗いてみたが、一周とはいかないまでも半周くらいの行列が出来ていたので何も買わずに退店する(ネットで買えるから)。
以前、ちきりんさんがVoicyで語られていたが、無印良品はUNIQLOと違い、「カゴに入るものより大きなモノが多すぎる」との指摘。
この指摘にはものすごく同感する。無印とUNIQLOって大型家具と食料品と文房具以外はほとんどアイテムが被っていると思っているから。個人的には無印が好き。
ただ、UNIQLOは店内商品全てがカゴの中に入るよう設計されていて、加えてカゴを置くだけでサッと会計できる仕組みがあるのでレジ待ち行列もできにくい。(あの仕組み、他社のパクリという話はここでは置いておく)
ところが、無印はカゴより大きなアイテムが多すぎるため、しかも同じ行列に並んでしまうため店内を一周してしまうほどの待ち時間が発生してしまうのでは?
だったら、広い店舗を活かして「売らないお店」を展開しても良かったのかも、と勝手に業務改善提案をしてみたくなった。
「売らないお店」とは最近よく聞く店舗形態だが、要はショールーム。商品を手にとって見てもらってあとはネット注文してもらうという販売手法。
大型家具はスマホアプリでARとかVRとかを活用し、実際に家に置けるかを疑似体験してもらう仕組みが展開できそう。さらに購入の決断したら、QRコードを読み取ってお会計と配送処理までワンストップで出来ればなおさら便利。などなど、いろいろと妄想してしまった。大きな荷物を持って帰るのは面倒だし。
そして、レジはかごに入るモノだけに特化したらあとはユニクロ同様の仕組みでさっとお会計が出来る。
これ新しいビジネスアイデアになりませんかね?多分、もう考えつくされているとは思うけれど。