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#886 生き物を8種類飼う男のモーニング&ナイトルーティン

小学生男子はとにかく昆虫を飼いたがる。そして飽きるのも早い。最初は見た目の「かっこよさ」に惹かれて飼ってはみるものの、犬や猫と違って人間に慣れることはないから、餌をねだるような「かわいさ」が無くて飽きるのも早いのだろうと推測している。

今、我が家にはこんな生き物たちが8種類存在している。カブトムシ、クワガタムシにはじまり、アメリカザリガニ、ミシシッピアカミミガメ、カマキリ2種類、キリギリス、クビキリギスの計8種だ。

これだけいて、しかも小学生がお世話をしなくなると、もう朝と夜の餌やりが大人のルーティンとなってくる。人工飼料が揃っていれば楽なのだが、肉食昆虫なんかは、近所の草むらへと餌用昆虫を採集に行かねばならず、それはそれでけっこうキツい。朝6時を過ぎ、太陽がのぼり始めた途端に急に暑くなるし、朝露に濡れながらの採集もけっこうキツいものがある。

今年は6月から猛暑が続いたせいか、秋の虫が早くも成虫になっていることもあり、カマキリ達に与える小さめのバッタを採集することが特に困難となっている。

秋の虫というのはいわゆるバッタ類。お化けみたいに大きなショウリョウバッタを既にみかけるし、飼っているキリギリスももう成虫。そしてクビキリギスも成虫になっている。彼ら彼女らも肉食昆虫なので、サイズに合った餌用昆虫を探している。餌が無ければゆで卵の黄身や無糖ヨーグルトでも代用できるらしいけれど、それは最終手段としてまだ試してはいない。

アメリカザリガニやミシシッピアカミミガメは人工飼料で済ませている。彼ら彼女らはもうすぐ特定外来生物に指定されるので、再び野に放つことは禁止される、カメはあと30年くらいは生きるだろうし、ザリガニの寿命はあと何年あるだろうか?こいつらは水を汚すので頻繁に水換えしなきゃいけないことがしんどい。

最後に夜のルーティン。カブトムシクワガタムシの餌やり。100均の昆虫ゼリーが優秀で、よく食べてくれる。ただ基本的に夜行性なので食べているところを見たことはほとんど無い。ここも飽きるポイントなのかも。昼間の動物園で百獣の王ライオンやトラが眠っているのと同じ。そしてカブトムシのメスはよく脱走する。今年の夏ですでに3回の脱走犯。

まあ、昆虫たちは秋には天国へと引っ越ししてしまうから、それまではお世話しないとな。と思ったらクビキリギス越冬するんか!


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