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#716 チャーリーとチョコレート工場を観てVeruca Saltの1stを久しぶりに聴く

「中2の魂100まで」と自分内法則があるように、中高時代に聴いた音楽をいまだによく聴いていたりする。

昨日の金曜ロードショーは「チャーリーとチョコレート工場」が放映されていた。2005年公開だからもう17年も前!

その中に登場する超お金持ちで超わがままな女の子の名前は「ヴェルーカ・ソルト(Veruca Salt)」という。

今から25年以上も前の高校時代、その女の子の名前から付けられたバンド「Veruca Salt」が好きだったなあ、ということを久しぶりに思い出した。そしてSpotifyで25年以上ぶりに聴いたらやっぱりよかった。

好きだったのは94年作の「アメリカン・サイズ」という作品。なぜこのアルバムを手に入れたか経緯は忘れたが、たしか渋谷陽一さんが不定期でやっていたBSの番組でヴィデオクリップが流れて気になったから(のはず)。ちなみに94年当時、渋谷さんはロッキング・オンの編集長では無く、アドバイザー的な立場だったと思う。

特にフロントの2人の女性にエロい魅力を感じた(中高生あるある)ことと、サウンドが当時ハマっていたグランジだったことが大きな要因だったのかもしれない(カート・コバーンがこの年に亡くなっている)。

当初このアルバムは輸入盤しか無かった。ただ、住んでいる田舎のCDショップにも何故か置いてあったので、よほど本国アメリカでヒットしていたんだろう。そのあと日本盤も出た記憶がある。ウィーザーの1stも最初は輸入盤しかなかった。

その時、番組内で流れたヴィデオクリップは「ナンバーワンブラインド」という曲。昨日聴いていたら、奥さんが横から「ラブ・サイケデリコ?」と聞いてきた。今聴くと確かにそうっぽい。彼らも影響を受けていたのかもしれない。

当時は、渋谷陽一さんの番組で知ったアーティストも多く、例えばビースティ・ボーイズのビデオクリップを監督していたスパイク・ジョーンズだったり、ビョークだったり、ウィーザーもその番組で知った。なので、かなり個人的影響力が大きい番組。あと児島由紀子さんの「ロンドン通信(タイトル名うろ覚え)」なるコーナーもあって、駆け出しの頃のオアシスやらメンズウェアなんかも紹介されていた。


ちなみに、Veruca Saltは「ミンティフレッシュ」というインディーズレーベルからリリースされていた。そういえば、小山田圭吾さん主宰のTRATTORIAが日本でも「ミンティフレッシュジャパン」なるレーベル内レーベルを設立していたなあ、なんてことも思い出した。96〜97年頃の話。

だけれどもその頃には、そのへんの「アメリカの渋谷系」的アーティストを追っかけたりはしていない。なので、その後ヒットした彼女たちの2ndも聴いたことないんだな。


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