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#1808 『山川の世界史』読める、読めるぞ!
2021年ごろにやってきた空前のメルカリブーム(自分内マイブームね)。実家から何冊かの本を持ってきては売りに出している。
そんな実家本の中に『もういちど読む 山川世界史』なる本も含まれていた。
山川の歴史と言えば、高校歴史教科書の定番。この本は「もういちど」というタイトルにもあるように、おとなになってから再び学びたい人向けに刊行されたもの。初版は2009年、当時のブームに乗じて購入していた。
で、購入したまま数ページ読んで挫折したのだった。というのも高校時代に選択した歴史科目は日本史。世界史はまったくもっての”弱者”だったわけで。
そんな『もういちど読む〜』を実家から持ってきたのが3〜4年前。再読にチャレンジしても、やはり何言っているのかわからないまま放置中ではあった。
ただ、ここ3年くらいに起こった自分内歴史ブームで、(主に情報ソースはコテンラジオとNHKオンデマンド・その他諸々の本だったが)少しずつ弱者から強者への階段を登りつつはあった気はする。
昨日、録画した『映像の世紀バタフライエフェクト〜ラストエンペラー編』を観ていたら面白くて、この時代の中国の歴史を学びたいと思った。
加えて、先日読了したハン・ガン『別れを告げない』の影響でこの時代のお隣韓国の歴史も学びたいとも思った。そこで再び「もういちど読む〜」を手に取ってパラパラと眺める。
するとムスカ大佐の如く「読める、読めるぞ!」となったわけ。古代から現代までの全ての流れを把握しているわけではないし、時代によっては穴もあるが、着実に強者に近づいている感覚。
興味関心が湧いて、それなりに続けていると進歩するもんだな、と実感。
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