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新刊の紹介‼︎瀧音 能之さん監修『巨大古墳の古代史 新説の真偽を読み解く』


瀧音 能之監修『巨大古墳の古代史 新説の真偽を読み解く』

宝島社新書から瀧音 能之さん監修『巨大古墳の古代史 新説の真偽を読み解く』が2023年9月8日(金)に発売されました。

杜出版代表の青木康が編集をして、常井宏平さん、郡麻江さんと青木康が執筆協力をしました。

古代遺跡の発掘現場から研究者が最新の情報を紹介しています。 

最前線の研究者が寄稿しているので古代史について新鮮な研究に触れることができました。

2023年5月に吉野ヶ里遺跡で石棺墓1基が発見されたことも紹介されています。

石棺を入れるための穴が遺跡内の他の石棺墓よりも大きく、高い位置にあったことから卑弥呼の墓ではないにしても有力者の墓と推測されます。

墓の底部から赤色顔料の痕跡が発見されました。

また、石棺墓の石の隙間は粘土で密封されていました。

被葬者が特別な霊力を持っている人物で、死後に蘇ってほしくないという思いで埋葬されたと見られています。

邪馬台国がどこにあったのかという論争はまだまだ続くと思いますが、今後の研究で真実に近づいていくことを期待しています。

【巨大古墳の古代史 新説の真偽を読み解く】
瀧音 能之監修
○出版社 宝島社
○発売日 2023年9月8日
○宝島社新書 224ページ

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青木 孝文
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