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新刊の紹介‼︎青木康、古川順弘さん共著『古代史の舞台となった日本の神社200選』


『古代史の舞台となった日本の神社200選』

宝島社より青木康、古川順弘さん共著『古代史の舞台となった日本の神社200選』が2024年12月12日(木)に出版されました。

弟の杜出版代表の青木康が編集をしました。

『古事記』や『日本書紀』『風土記』などに古代の日本の歴史が書かれています。

しかし、これらが編纂されたのは8世紀以降です。

ヤマト王朝が誕生した3世紀から約400年の空白期があります。

その空白の時代を埋めるのが神社に伝わる神話や伝承です。

本書では全国に8万以上あるともいわれる神社の中から200社を厳選し、神社の歴史や伝承、神話を紹介します。

私の身近なところだと氷川神社があります。

12代景行天皇の時代にヤマトタケルが東征の際に祈願したとされています。

しかし、記紀のヤマトタケルの記述に氷川神社は登場しません。

記紀にはない歴史が氷川神社の伝承として遺されています。

さいたま市から川口市にかけて巨大な沼がありましたが、江戸幕府の干拓により埋め立てられました。

巨大な沼は御沼(神沼)と呼ばれ、氷川神社信仰の起源になったそうです。

武蔵国に入植した出雲族は、利根川と荒川の氾濫を鎮めるために治水の神でもあるスサノオを祀ったと考えられています。

【古代史の舞台となった日本の神社200選】
青木康、古川順弘共著
○出版社 宝島社
○発売日 2024年12月12日
○160ページ

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青木 孝文
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