こよみがえで、なまえとつながる。
すっかり長野は秋。衣替えの前に暦替えしました。グレゴリオ暦ではなくて、自分のリズムを取るための暦のことです。(まぁ日にち感覚もイマイチわからなくなってもいますが。w)暦も月や星やポピュラーになってきたものがたくさんあって、いまは自分にあったものを探して使えるようになりましたね。私も長年愛用していた暦があったのですが、最近ふと替えてみようと思ったきっかけがありました。
少し前に、打ち合わせしていて日程確認するときに、友人のスケジュール帳に「卯、辰、巳、午、、、」と日付の横に書かれていて。思わず「これってなあに?」って聞いたら「辰の日は私のラッキーディなんだよー」ってすごく嬉しそうに言っていて。ちょっとしたことなんだけど、なんか日常にクスッとくる感じがかわいくっていいな、と思って。そんなこんなで色々重なって、昔ながらの干支暦を使い始めました。これがまー、びっくりするほど自分にしっくりくる。私にはリズムが取りやすい。早く気づけばよかったーって思うけど、いまっていうタイミングだから身に沁みるよね。やっぱり私は、マニアックなところが好き。なによりお天道さまが好き。いつか誰かと「今日は丙午だねー」「おっそれはパワフルな日だね!」とか話してみたいものです。
今年は唐突にスパッと変える変わることが日常的に多いですが、私個人の中でもそういう謎の変換が多くて、それに慣れてきています。というかむしろ楽しい。最近お客さんに「そんな風に見方を変えればいいんですね!見える景色が全然違う!」とよく言われます。思考を変えるだけで、現実に見える世界も変わってくる。その変換を小さなことが積み重なれば、大きな変換も簡単になってくるかもしれないですね。しかしまぁ、最近の直感的な思い切りのよさには自分でもびっくりしますが、これも干支暦効果。そんな話を父親・よっちゃんとしていたら、「タカエ(孝枝)の枝は干支の支からつけたって名前付けてくれた人が言いよったけどのー」と。そうだったの?!知らなかったー!そりゃしっくりくるわけやわ!と思った次第でした。