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読書197 『竜の医師団1』

    庵野ゆき著

虐げられたヤポネ人の少年、リュウ。憲兵の手を逃れる途中で知り合った、裕福な家の息子、レオニードと辿り着いた先は、国の法に縛られない独立独歩の地だった。
そこに存在する「竜の医師団」

人々は、竜の恩恵を受けられる場所に集まって栄える。竜の病が悪化して、人に災いをもたらせないよいに、竜に健康に過ごしてもらうように、竜の医師団がある。

その地には、世界一長寿の竜ディドウスがいた。
咳と共に火を吹く。さらに嵐を巻き起こす。
身体が痒いと掻きむしると、大地を揺るがすなど、ディドウスの身体の不調がたちまち災害が起こるのだった。

ところが、ディドウスは4120歳以上の高齢竜。
検査も薬も嫌がるわがまま竜だった。医師団も命がけである。

リュウとレオニードは、竜の医師団の医学生となりますが、かなりクセの強い人々が登場します。

リュウとレオニードの、先祖に何があったのか。
ラストは「え?」と驚く展開になっています。

壮大で迫力のあるファンタジーです。おもしろかったです。

今は2巻まで発売されていますが、2025年には続編の出版が決定しているようです。

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