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読書91 『カスタード』
加藤元著
・おにぎり二個さん
短大を卒業し、就職したが八か月で辞めた。今は経理の会社でアルバイトをしている。お昼は毎日、ここのお弁当屋さんでおにぎりを二個買って、公園で食べることにしている。
・からあげさん
母親が疎ましく感じるようになったのは、あのときから。今は一人暮らしをしている。
朝、電車に乗る前に、ここのお弁当屋さんでからあげ弁当を買ってから会社に行く。お昼は毎日、ここのからあげ弁当。
・のり弁お嬢さん
からあげさんの隣に住む母娘。母は食事を作らない主義。お互い好きに食事を調達することにしている。私は、小学校のときから、ここのお弁当屋さんでのり弁当を買って食べている。
学校には行かないことが多い。本当は行きたくない。
・タクシーさん
お弁当屋さんの女の人に笑ってほしくて、毎朝話しかける。
ある日、信じられないことが起こったのだった。
・Custard
ここのお弁当屋さんの名前は「カスタード」
私はお客さんに愛想よくできない。苦手なのだ。
ずっと心に引っかかっていることがある。私のせいなんだ。
少し不器用で、生きづらさを感じている人たち。お弁当屋さんのスタンプカードをきっかけに奇跡が起こります。
印象に残ったところは、タクシーさんに起きた、信じられない出来事です。出先で読んでいたので、泣きそうでヤバかったです🤭
タクシーさんのキャラも素敵でした🤭
やさしいお話に、心があたたまりました。
作者の加藤元さんは、お名前から間違えられることが多いようですが、女性だそうです。
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