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「ショーシャンクの空に」を映画館で見てきた、ネタバレあり

※ネタバレあります。御託を述べてますが、映画を見てください。

「ショーシャンクの空に」を映画館で見てきました、初めて見ました。とても面白いのと同時に、現代社会社会問題を突き付けられる映画だなって思いました。

是非死ぬまでには一回は見ていただきたい作品になりました。

1994年上映の映画を、4Kリマスターし再上映でした、とても映像がキレイに4Kリマスターされて、まるで最近の映画を見てるような錯覚にまで陥りました。








早速ネタバレ、視聴者側からすると、ハッピーエンドで終わります
社会情勢的には国際指名手配になってそうですが、スッキリ終わります。










さてと、本格的なネタバレを交えて、感想と現代社会

--ネタバレ・感想 ここから--

■ハッピーエンドで終わらないのではと疑ってしまった。
まぁ最近でもないが、猿の惑星みたいに、実は未来の地球でしたとか。
今風だと、
 主人公のアンディと相棒のレッドが約束した石垣と一本の木、時が経ちすぎて無くなってましたとか(と、思ったけど超頭の良いアンディは調達屋から情報仕入れて、確実な手段を取ってそう)
 相棒のレッドが国境を越えられなかった。
まぁ私が感じたバッドエンドポイントはこの二つですね。

■小さいピッケルを序盤から用意したのは偶然か?穴掘り初めはピッケルで名前?単語?を刻んでるときにたまたま地質・コンクリート監獄の壁が柔らかい場所を発見し掘削脱走になった。

■伏線がすぐ回収されて良かった。
ロープの準備、監獄だから下に降りる際に使うのかなって思ったけど、機密資料持ち出しのために使ったのが良かった。
さすが、銀行の副頭取、脱獄の計画の最初が決まれば全てがうまくいくように計算したんだろう。

■レッドが仮釈放された理由が不明
まぁ調達屋の一掃だろうな、レッドも老人だし、仮釈放の面談でレッドは人生を悟ってたから、映画中盤ぐらいで仮釈放された老人みたいに自殺するか野垂れ死にするか上が判断したんだろうな


こっからグダグダと現代社会を考える拙い文章。

■現代社会を考えさせられた。
無期懲役の囚人がほとんどの監獄だったが、40年以上服役した年寄りが、
仮釈放になった。
40年以上も一定の生活、監獄の中で生活し、監獄内で友達がいて、監獄外では独り身の年寄りが世間に戻るとどうなるか?
もちろん、仮住まいと仕事は与えられる。だが友達はいない、自由の身だが独りぼっち。40年以上過ごした監獄生活から一変
そう、犯罪か自殺に走ってしまうのだ。犯罪は長いこと服役した経験から世間に迷惑はかけたくない思いが強くなる。
悲しいことに年寄りは自殺に走った、自殺前に監獄の手紙を友達に書き、この世を去ったのだ。
この映画は1994年公開だ、それがいまだに現代社会はこの問題を解消しきれていない。

読売新聞:https://www.yomiuri.co.jp/national/20211224-OYT1T50133/


日本は治安の良い国と言われてるが、人数が少ないだけで、再犯率は年々上がってるらしい。
理由はいくつかある、楽に稼げるから、捕まる前は泥棒だったり詐欺で数十万と荒稼ぎしてた、それが出所してバイトを始めても月10万前後しか稼げないだろう、楽に稼げる犯罪に手を染める。
性犯罪・暴行罪とかは、人格とかあると思うから更生したと言っても見た目では判断しにくそう。

最近自分はしったが、出社した人、元受刑者の就職を支援する《協力雇用主》の形態を取っている会社がある。
前も紹介したが、人生やり直し請負人、中溝社長がその一人だ


でもこれ見ると肉体労働できる、指先動かして書類仕分け、データ打ちとか、できる人ならいいけど、70歳以上で目も悪い、指先も悪いってなるとなかなか社会復帰できないよな・・・だからホームレスになったり、冬は刑務所のほうが楽だからって軽犯罪犯したりするのかな・・・


年寄りの犯罪者・再犯も増えてて、しかも軽犯罪を繰り返して刑務所に戻ってるらしい、年金では足りない、働き口がない。刑務所にいれば住居・光熱費の請求書もない、1日3食支給される。雨風しのげる。
貯蓄できなかった年寄りは、日本社会ではこの生き方しかできないと思う。

https://www.bbc.com/japanese/47453931


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