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6. 45Rのデニム
次は何を投稿しようか迷っていて、そういえばデニムを沢山持っている事に気付く。
そして、せっせとnote用にと写真を撮るため箪笥にしまってあるデニムを広げると、その8割は45R製の物だという事にも気が付いた。
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45Rは1977年創業、創業当時はアメカジを軸としたTシャツ、バンダナ、スウェットなどを展開し、20代の熱烈なる若いファンを保持していた。
自分にとっては両親が若い頃に流行っていたブランドだけれど、僕は45Rのファンだし、特別45Rのデニムには惹かれる何かがある。
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お尻のソーバーは何と馬革でできていたり、デニムにしてあるステッチが生成り色で味があったり、サイズ表記を★の数で表現していたり、そして何より生地の凹凸が激しく、古いlevi'sのデニムの様なザラつく手触りがある。
決して1点ずつは安くないけど、買い物の度に「物づくり」「良い物を選ぶ」ことの大切さを学ぶというか経験しているような感じがする。
そんな僕の自己満的考えはこのくらいにして、最近よく穿くデニムをご紹介。始めに言っておくと、5ポケットは暑くなってからあんまり穿いていない。なのでデニム生地を使った変わり種を紹介しますね。
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アメリカ海軍のベイカーパンツを45Rが再現。ストンと落ちる太めストレートのシルエットが素晴らしい。しかも、持っているデニムパンツの生地で、1番柔らかくて軽い!!
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こちらもシルエットは殆ど変わらないが、黒とインディゴ2つの生地をミックスさせて作られている。
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なんだろう、着用して似合うか似合わないかではなく、物に魅力されるというか物欲がそそられるという表現がしっくりくる気がする。販売前から気になっていて。僕は自分より+2サイズの34インチを選んだ。春夏はポロシャツやリネン素材の軽いもの、秋冬はケーブルニットと合わせてシンプルに着回している。
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100%ヘンプ素材を使用した5ポケットデニム。サイズは30インチで、比較的すっきりめなシルエット。麻世妙(マヨタエ)という名前のヘンプで、一時期45Rが同素材でジャケットやシャツ•ブラウスやらを作っていた。とても味のある生地で、こちらのジーンズも、色や生地に一目惚れして購入。
近い生地感の藍染シャツに革のサンダルを引っかけて外に出るのが春夏の楽しみ。頻繁にはそんな格好しないが、たまにすると「良いものに身を包まれている」満足感がある。ちょい気持ち悪いですね。
さて今回はこれくらいに。
やっぱり、商業的でない物に自分は惹かれ続けているような気がします。本当に作りたい物を作りたいようにしている人や会社こそが、永く愛され続けるのではないだろうか。
45Rはずっとそうであって欲しいし、絶対そうあると確信している。
45Rの服を、別の記事にもつづりました。
お時間ある方はご覧ください。
今回はここまでです。
ご覧いただきありがとうございます。