怒れない上司
こんばんわ。Takaです。
以前の記事で、パワハラの境目って記事を書いたんすけど、
(こんな内容です。↓↓↓↓)
相互承認が大切だと書きましたが、
それにしても、ほんと今、
部下を怒れない上司が多い。
つい先日、部下が契約書の一部訂正があり、
上司に報告なしで、勝手に訂正など行って、
「実は、・・で・・・になりました。言うの忘れてました。」
ていう報告を僕の目の前で、上司にしてたんすけど、
上司は、
「あ、そうなん。。ちょっと早く言うてよ~。まぁでも
何もなくて良かった良かったハハハハハ」
って終わったんです。
耳を疑いましたね。。。しかもそいつも役職者・・。
契約書の訂正を、上司に報告なしで勝手に動いて訂正して、
それを結果論で報告です・・。
無理無理。。そんなん無理。あり得ない・・。
ましてや、売主さんと買主さんの訂正印が必要なぐらいの内容です。
もちろんそれでどうこうとなる程の内容では無いものの、
押印作業が入るレベルのものを流し報告・・。
あり得ない・・。
我慢できず、その後、上司に聞いてみた。
なぜ、あそこで怒らなかったのか?
僕が上司なら、けっこうきつめに怒ってる内容だ。
すると、上司は、
「え?だって、それで怒って気分害して雰囲気悪くなったら嫌やん。
別にお客さん怒ってる訳じゃないし。」
と真顔で答えてくる。
そうか。上司は、怒ることのデメリットと、怒らないことのリスクを
同時に考えることが出来ないんだなと。
このことを許せば、おそらくこの部下は、
後付け報告、事後報告が増えるだろう。
だって、怒られることがないから。笑ってごまかせるから。
上司が初めてこの部下を怒るときは、部下がお客さんを怒らせた時だろう。
「なぜすぐに報告しなかった!!」って。
いや、怒ることすらもしないかもしれない。
嫌われたり、陰で文句を言われるのが嫌な気持ちが勝つかもしれない。
小さな事象から、将来起こり得る事象の可能性を考えることができないのだ。
これを許せば、あれもこれもとなることを知っておかなければならない。
そうなってからは、手遅れなのだ。
ルールや考え方、上司として何を重視するのか、それは突然伝わるものでもなく、突然伝えていいものでもない。
常日頃から、発信し、こういう事したら怒るよ、これは俺は許さない、など、メンバーに仕事観や価値観を共有することが大切だと思う。
そして、毅然とした態度を取った行動をとることを大切にすべきだ。
(ずれた仕事観や価値観でない事が大前提ですよ(笑))
昨今、怒らないリーダーが優秀とか言われることもある。
本当にそうだろうか?
単純に言葉の本来の意味を無視し、都合よく表面だけを捉えてる気がする。
注意すべき場面、怒らないといけない場面、そういったところで、
何も言えない、言わない上司は、部下の成長を助けていない。
それこそハラスメントだと考えている。
この考えは間違ってるのかな。。
僕が古いのだろうか。。
ん~。誰かご意見ください。。。。