太宰治とストーブ列車
真っ赤に燃えるだるまストーブの金網にスルメを乗っければ、
ほどなく白く細い煙がたち反り返って、食べごろだ
十三湖のスルメを咬んで地酒でほろ酔いのままに
極楽列車は雪原をゆく
津軽の冬の風物詩、津軽鉄道のストーブ列車は
五所川原と津軽中里を一時間あまりでむすぶ
途中、金木で下り、太宰治が生まれ育った
斜陽館に立ち寄った
大地主の家だけに豪邸だ
津軽の風土と太宰の出自は
四度も自殺未遂をくりかえした彼の生き様に
どんな係わり合いがあったのだろうか
真っ赤に燃えるだるまストーブの金網にスルメを乗っければ、
ほどなく白く細い煙がたち反り返って、食べごろだ
十三湖のスルメを咬んで地酒でほろ酔いのままに
極楽列車は雪原をゆく
津軽の冬の風物詩、津軽鉄道のストーブ列車は
五所川原と津軽中里を一時間あまりでむすぶ
途中、金木で下り、太宰治が生まれ育った
斜陽館に立ち寄った
大地主の家だけに豪邸だ
津軽の風土と太宰の出自は
四度も自殺未遂をくりかえした彼の生き様に
どんな係わり合いがあったのだろうか