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個人レベルのスイッチングコスト、組織レベルのスイッチングコスト

こんにちは、Takです。

最近、格安キャリア(ahamo)で、事業用スマホを1台契約したのですが、驚きの連続でした。こんなに格安で十分使えるのか、と。

「購買行動を変えるのが面倒だ!」というスイッチングコストが高いのかを身を持って感じてしまいました。

驚いたことその1: 
格安キャリアで問題なく使える

⇒ えっ、いままで家族全員、光回線含めて20年近くドコモ一筋、全部変えちゃおうかな。。。

驚いたことその2:
新規契約する場合、iPhone14ぐらいならタダでもらえるのかと思っていたら全然違った。

⇒ えっ、10万円ぐらいするのですね。。。

驚いたことその3: 
チラシでは iPhone 実質47円とか書いていて、2年後返却しないと結局10万円払うことになる仕組み。

⇒えっ、お得になるって言われても、自分のモノにならず、それってレンタルじゃん。。。

驚いたことその4:
店員さんに10万円最後に支払うなら、アップルストアの方が安くないっすか?? と聞くと「はい、そうなります。」ですと。

⇒えっ、じゃあ、やっぱりオトクではないじゃん。

驚いたことその5:
「アクオスWish4なら本当に1円だけです。それを売って、アップルストアで買ったiPhoneに変えてもらって大丈夫っすよ。」と。

⇒えっ、そんなのアリなんですか。

驚いたことその6:
とりあえず売却目的で買ったアクオスWish4の動きがスムーズ。

⇒えっ、タダのスマホってシニアフォンみたいなレベルかと思ってたけど、めっちゃ使える。。。

で、結局、

使い慣れているドコモで iPhone を買い、追加で1台契約する場合と比べて、物凄いコストダウンになってしまいました。

月々2000円安くなり、端末代は1円!!

ひとりの購買行動でこのスイッチングコストの高さです。

正月で時間もあって色々お店を回って調べる時間があったのでスマホの買い方を変えたわけですが、時間がない時なら、今まで通りだったかもしれません。

人間の「慣性の法則」はとても強いです。

これが組織だとした場合、従来通りのルールで問題ないし、忙しいから「変更しない」という判断は多いですよね。

社内でもなんで相見積もりしないのですか!?
もっとコストダウンできるところあるんじゃないですか!?

と尋ねることがありますが、ハイ、自分もプライベートでこのザマです。上記の通り、今頃そんなの事に驚いたいるの?と思われた方もいらっしゃると思います。

皆、チェンジは嫌なのです。面倒なのです。

ひとりの人間ではなく、組織レベルの「慣性の法則」はもっと強いと思います。

会社で会議をしていても、変化させる時にリスクばかり目につきます。

スマホの例で言うならば、、、

「ローコストキャリアで通話品質落ちるのでは?」
「格安スマホじゃ作業効率悪いのでは?」
「将来的にそのキャリア会社が潰れたらどうする?」

まあ、不安材料を挙げるのは皆さん得意です。

そんななかで、変化を奨励する文化づくりは改めて大事だなと思います。

スモールスタートで良いんです。

そのチェンジで得られた費用対効果が少なくても、それを見逃さずに、ちょっとした表彰を社員へタイムリーに渡すことができる制度を継続していきたいなと思います。

スマホ購入から書き始め、思いつきのような文章ですが、お読みいただきありがとうございました!


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