選ばれる選択肢に入る作戦
富士市フレンチとパフェのカフェ たじまです。
「お客様が来ない」
そんな気持ちを毎日抱えて、悩んでいる飲食店(又は自営業)嫁の方に
今回読んでいただけたらと思います。
例えば今ゴールデンウィークだけど、
連休中は混んで、平日にガクンと売上が下がるとか、
逆に連休中が暇とか。
お客様が何で来ないの???
そんなお悩みを抱えている方もいると思います。
正直に言います。
お客様は忙しいんです!!
ゴールデンウィークなどの大型連休は
主婦はやることいっぱい。
特に嫁の立場なら子供の部活の大会や
引退試合のシーズンで忙しくもあります。
お庭の手入れも今がまさにやるタイミング。
農家さんなら田植え、種まき
やること満載。
そこに来客が突然くるとか、
どうしよう・・・と
てんやわんやです。
旅行やレジャー・・・
日帰り、1泊2日とかできればありがたい!!
そんな人が多いと思います。
世間では10連休かもしれませんが、
それを十分に楽しめる人もいれば
そうでない人もいます。
だからお店のことは
忘れちゃいます。
私も以前は毎日の売上に一喜一憂し、
予約の無い日は
「自分たちの何がわるいの???」と
夫婦で責め合う日を送っていました。
小さなことで喧嘩して
「あの時、あの対応したお前が悪い」
「あの料理が少なかったからお客様が来ない」
などなど。
数え上げたらキリがないくらい
争うネタはでてくるし、
言い合いももはや日常茶飯事。
挙句の果てに顔面神経痛になってしまいました。
こんな毎日では全然良くならないですよね。
「お客様は忙しくて忘れている」なら
思い出してもらえる、とまでは行かなくても
《選ばれる選択肢に入る》
ことを意識していけばいいんです。
忙しい中でもこのお店のあの商品は
来客に持たせたい。とか。
用事があるけど、こどもと部活の帰りに
あのお店のアレを食べて
祝賀会をしたいとか。
そんな些細な選択肢に
あなたのお店が入れればいいんです。
これは学習の際に復習する重要性が説かれている
「エビングハウスの忘却曲線」のことです。
そう
人は忘れる生き物なんです!
年取ったらなおのこと。
忘れ度合いはものすごいけど、(苦笑)
「美味しい幸せな記憶」は残りやすいかもしれません。
でも忘れるものは忘れる。
1ヶ月で8割忘れるんですから
仕方ないです。
美味しい料理は覚えていても
店名は覚えていない、
そんなこともありますよね。
だから、「お客様が来ない理由」を
考えるより
「お客様に選ばれる選択肢に入る」ことを
どんどんしていけばいいのです。
具体的には
・お客様に季節のはがきを送ってみる
・お客様に連絡を取ってみる
・SNSでお店のことを思い出してもらえる投稿を重ねる
・保存してもらえるようなチラシを配る
・お客様に持ち歩いてもらえるようなスタンプカード、
ショップカードをつくる
・お客様の誕生月ならちょっとした贈り物をする
何でもいいんです。
道で会ったら
「お元気ですか?今どうされています~??」と
少しの間、話してみる。
自分からちょっと動けば
周りは変わっていきます。
《人は与えれば返さないといけない》という
返報性の法則が働きます。
質問されれば答えようとするし、
与えてもらえばお返ししないと
気が済まない・・
人はそういうものなんだそうです。
だからどんどん与えて返してもらえる、
そんな選択肢に入れればラッキー。
必ずお客様が来ます。
気忙しい毎日なのはわかります。
でも、敢えて、少し心に一瞬のゆとりをもって
知り合いに話しかけてみたり、
疎遠になっているお客様に近づいてみることを
考えてみてはいかがでしょうか?
話しかけるのが難しいなら
お葉書送ればいいんです。
メールでもLINEでもいいです。
《選ばれる選択肢に入る作戦》と銘打って
ゲームのように挑戦してみてくださいね!
P.S 桃栗三年柿八年柚子の大馬鹿十八年というそうですが、
我が家の柚子は18年以上経ち、
何もしなくても毎年大豊作になりました。
今、花がきれいに咲きだしています。
そして待望のライムも植えて3年経ち、
去年までは花は2,3個でしたが、
やっと今年花がたくさん咲きだしました!!!!!
嬉しい!!!!!!
何事もすぐには結果はでないということですね。
でもやり続ければ、水を与え続ければ豊作になるんです^^。
タイトル写真はライム
下の写真は柚子の花です。