飲食店主が今さら聞けない?!Z世代の大切なもの
こんにちは!
富士市フレンチと
パフェのカフェ たじまだむです。
Z世代のことを調べていたら
Z世代の人たちのことが理解できつつある感じで
お店、家庭等
(特に実家を離れている息子ズ)
うまく関係が行きだしている実感がします。
今回は
「Z世代の重要視するポイント」について
まとめてみました。
1) コスパからタイパへ。
Z世代はスマホがある状態で成長してきているので大量情報時代に学校の勉強もしてきて大きくなっています。処理不可能な情報量があるため、情報は追うものではなく選ぶものになっています。
「自分が捨てる情報」も多いのです。限られた時間内で自分にとって価値ある情報やスキルが得られるかという「タイムパフォーマンス」と取捨選択が重要になっています。
少し前はYouTubeが人気で
なりたい職業もユーチューバーだったのですが、
今は動画をより短くしたTikTokが主流です。
なりたい職業もYouTubeに限らず
もっと多様化した「インフルエンサー」が1位です。
動画において
倍速、切り抜き視聴はもはや当たり前です。
彼らはTwitterで知って調べて
インスタグラムで新商品やお店、場所を知ったり、人と繋がり
TikTok で暇をつぶしたり、トレンドを知り
YouTubeでじっくり詳細を見る。
そういうSNSの使い方をしているようです。
しかもそれらにじっくり時間をかけません。
情報を受け取るだけではなく発信することが当たり前になったので、
Z世代より前のY世代では重要視されていた
2) KYより KK
『KY』かどうか?を気にすることも減ったようです。
※KY 空気読めないの略
『KY』ではなく、個性の一つとして誰もが認めつつ、
誰もが情報発信できるので、
たとえば努力というものはZ世代より上の世代は
隠すものが美徳とされていましたが、
Z世代は動画やSNSで見せるものになっています。
「経過」(KKと勝手に表記)
さえもいっしょに楽しんでいます。
末っ子(15歳)が夜自室で勉強している際に
インスタ動画でその様子をライブ配信していて
参加している当の子どもたちは
それぞれ無言で
勉強している様子。
それがSNSで繋がっている、、、
という昭和世代には
謎なひとときが日常にあります笑。
また、やりたいことを仕事にする人も増え、
自分の好きなものに対して全力で取り組む熱さを持っています。
「推し活」もそういった面のひとつです。
3) 「人とは人」
教育・学校環境においては、
競い合わないことをベースに、
個性やスキルを重視し、個の力を伸ばす教育内容に変化しています。
中学生以上の体育祭では「徒競走」などはなくなって久しいですし、
クラスの中でも互いの嗜好性の違いをフラットに受容していく
横型の「サークル」のような関係性になってきているので
気の合わない人とは話もしないで3年過ぎることもあるでしょう。
友人関係も、Z世代は我々と考えが違います。
決まったコミュニティにおける友人関係よりも、
好きなことや趣味で繋がっている友人関係を重視する人が増えています。
たとえそれが、
顔も名前も知らない相手でもSNS上で繋がって、
やりとりをする中で実際に会うようになった、
ということも自然となっています。
「友達」とは会って話をする関係ではなくなり、
バーチャルの世界でも「友達」が存在しています。
仕事に対する考え方はさらに我々世代と変わっています。
電通若者研究部が大学生を対象に2021年に実施した調査では、「就職した企業で仕事にやりがいを感じられなかったら1年以内に退職する」という回答が約半数となりました。
Z世代に対しては、上から目線で仕事を与えるのではなく、
一緒に仕事をチーム内で育てていくというような伴走型が良さそうです。
今日はこれから
繁盛飲食店ネットワークのリアルセミナーに
行ってきます!
Z世代と上手に付き合って盛り上げるお店の
組織作りを学んできます!
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