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倒れてもダメなマラソン

お前が帰ってきてから私の自由は無くなったと言われ、ああ、完全に壊れてしまったなとの理解。

昨日ケアマネージャー契約の予定が、ご本人の了解を取れないということは何もできませんとのことで、正常な判断できないご本人に了解なぞいつになったら取れるんですかと質問。

すると、粘り強く説得するしかないですねと。

してるんだけどな。まあ、制度上の問題で致し方ないのだろう。

土日月、一食も摂っていなかった私が今朝、家の中でふらついた。それを見た彼女。

『そうやっておまえは私を責めるためにフラついたりして、体調管理なぞ自己責任だろう。』

と。そうだね、あなたは自分主軸の解釈しかできないのだね。

と答えた。台所を見ると、台所キャビネットから様々な用品がひっくり返されており、昨日私が当面の病院食を作ろうと買ってきてストックしておいた食材が勝手に調理されていた。もちろんめちゃくちゃに。

落胆しかけたが、そうじゃない、これは天災なのだと諦めてそのわけわからないものを片付けるようにして、食べた。

しばらく食べてなかったので味がしなくても少しマシに感じた。原始時代とかこんな感じかな、なんてその瞬間を楽しんだ。

さあ、これから昼飯の支度だ。お前なんかいなくてもメシが作れると豪語していた彼女は、朝食直後

『次は12時には食べるからな』

と超威張って言った。

さて、作るか。罵詈雑言は彼女の得意芸だが、認知症になると本質が出て、軟化するとか聞いていたが、元々持ってた闇が増幅されただけのことだった。

祖母は僕に小さい頃、おまえの母ちゃんは小さい頃からワガママで手をつけられなかったから、おまえはきっと嫁さんもらうの苦労するぞと何回も言った。

それはちゃんと、その通りになった笑

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