走るのってめんどくさい【中学生編】1
中学生になり部活選びで私は迷わず【駅伝部】を選んだ。
陸上部じゃなく駅伝部。 そう、私が行ってた中学は陸上部じゃなく駅伝部があった。
当時はなんで駅伝部？なんて思ってたが今思い返せばカッコいいよね。
中学の時？ ああ、駅伝部だったわ。
ってシブい。笑
でも当時、駅伝部の先輩みんな頭良かったし、スゲー真面目だし学級委員長の集まりみたいな感じだった。
で、練習も凄く真面目で。
そんな中、私みたいなまるでダメ男みたいなのが入っていける訳がない。笑
1年生の時の3年生は当たり前かもだがレベルが違う。 1番速い方で県で2番とかだからもうそりゃ雲の上越えて宇宙の彼方な存在ですよ。
その先輩に追いつけとみんな必死にやってるもんだから1年坊主の僕等はソレを鼻水垂らしヨダレ流しながら横目で見る訳。 結局１年の時は3年生の誰1人にも着けないかった。
顧問の先生も地元じゃちょっと有名な人で結構速い先生だった。
とりあえず僕等チンチクリンな1年は毎日校庭の外周をジョギング。 いわゆる脚作りですね。
毎日毎日ジョギング。 2、3年生はグラウンドで先生達と速い練習してんの。 先生の檄とか聞こえたり。 それを横目で追いながら毎日ジョギング。
1人2人は本練に混ぜてもらってたがまぁ、僕等は構ってもらえてなかったね。笑
1学期半ば僕はほとんどジョギングしかしてないのにシンスプリントになってしまい病院へ行ったら疲労骨折と言われ（絶対大げさ。笑）先生にそれを伝えたらあきれたように鼻でため息をつかれ「見学してれば」みたいな感じで言われた。笑
それから先は多分先生と話しもしてないし自分がなにしてたかも覚えてもいません！笑
で、走りの方はどうだったの？
中学生になり学ランを着て学帽被ってカバンはザツノウってヤツ。オマケに校則で坊主。
その反射テープを剥がすのが反抗への第一歩だった。笑
コレ普通だと思ってが上京して同年代くらいの人に話してもビックリされる。
今改めて見たら戦時中かよ！！って言いたくなりますよね。
入学し市内の3つの小学校が合わさるから当然知らない人もいる。 でも3つの中で1番大きな小学校からだったから半分くらいは知ってる顔。
とは言っても小学校6クラスあったし中学校は10クラスだったので9年間で一言も話した事無いし名前も分からない人もいるはず。
そんな中、新しいクラスで友達できるかな？って時、
「おい、わい、BOOWYって知っとーや？」（おい、オマエBOOWYって知ってる？）
そう、隣の中学からの彼のこの一言が私がロック好きになったきっかけだった。
知らん。って言ったら翌日さっそくBOOWYの曲がたくさん入ったカセットテープを持ってきてくれて聞けと言われた。
彼は、入学時からちょっと不良の匂いを漂わせていた。 この年頃ってちょっと不良だったり悪いのってちょっと憧れたりするんだよね。
私はナメられたくないって言うか少しはいいだろって気持ちで彼に近づきBOOWYを聴いた。
今も覚えてるがスコーンって頭ん中が気持ち良かった。当時テレビでブルーハーツとかは流れてたがまた違う衝撃だった。
私はそれから彼の近くにいたのは言うまでもない。笑
彼を含めた数人のチームBOOWYみたいなのが出来上がり掃除時間になるとホウキ持ってみんな布袋さんの座を奪い合ってた。笑
ちょっと話しがズレましたね。 なぜこの話しになったかと言うと
そう、このBOOWYを入学2日目で教えてくれたちょっと不良な彼（後に不良になりました。笑）
足速かったんだよね。笑
入学最初、体育の授業で1500m持久走があったんだけど、彼に負けたんだよね。
小学校の時勝てなかった彼も違うクラスで多分1番になれると思ってたけどまた2番だったんだ。
ちょっとタバコの臭いも漂わせてるような彼
足速かった。
なんも得なかった1年
結局1年生は記録も覚えて無いし大会も連れて行ってもらえなかったし、そんなんだからやる気も上がらない。 先輩の輝かしい姿を見せてもらえたりしたらまた違ったのかなぁーとか思うけどね。
覚えてるのは練習が始まる前に先輩達が足にサロメチールをこれでもか！ってくらい塗りたくってたって事。
それを見た私はサロメチールは魔法の塗り薬って思って高校3年まで使ってた。
もちろん私もこれでもか！ってくらいに塗りたくってた。笑
ルーティンですね。
ほとんど1年生は顧問の先生にも見放され？（違うかもだけど）ホント何やってたっけってくらい記憶無いけど3年生には憧れを持ってた。
あんな風になりたいなぁーって。
この時、小学生の頃の市内一周マラソンプリントは何の手土産にもなってなかったと。
なんか中学生の頃って記憶薄かったから軽く終わるかなと思ってたが思い返せば色々出てきた。笑
ちょっと長くなったから2年生からはまた次に記します。
では
アディダス！！！
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