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中学校で学ぶ確率(公立高校入試問題から)

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中学校で学ぶ確率の問題を、公立高校入試問題から、コレでもかというくらいにスモールステップに分けて0から説明をしています。特に確率を「教えにくい」と思っていた10年前の自分に向けて…
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2022年12月の記事一覧

栃木県|公立高校入試確率問題2020

栃木県|公立高校入試確率問題2020

 じゃない方の確率を使った方が楽な問題です。

 白玉が出る確率は$${\dfrac{2}{14}=\dfrac{1}{7}}$$で簡単に求められますので、白玉が出ない確率は$${1-\dfrac{1}{7}=\bm{\dfrac{6}{7}}}$$です。

答分類 27 ○○が起こらない確率

三重県|公立高校入試確率問題2020

三重県|公立高校入試確率問題2020

※①は「基礎編6」、②は「融合問題編《A2》」の例題としてそれぞれ採録しているので、解説はそれぞれの項をご覧ください。

佐賀県|公立高校入試確率問題2020

佐賀県|公立高校入試確率問題2020

(ア)は偶然2回なので表で (ア)は2人での対戦で、A,Bの2人がそれぞれ1回ずつ、合わせて2回の偶然が起こります。偶然が2回ですので,表で考えることができます。

 数字の出方は全部で9通り。表の各マス目に,勝ったほうまたは引き分けの結果を書いておきましょう。そのうち引き分けになるのが3通り。Aが勝つのも3通りありますので、その確率は$${\dfrac{3}{9}=\bm{\dfrac{1}{3

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大分県|公立高校入試確率問題2020

大分県|公立高校入試確率問題2020

長野県2020の問題と数字が違うだけ。頻出問題です。

 偶然は3回起こりますので,樹形図を書いて考えましょう。(樹形図も,長野県のを使い回ししましょう。)○が表、×が裏です。

 すべての場合の数は,図のように8通り。そのうち、表の合計金額が500円以下(500円が含まれていることに注意!)である場合は5通りですので、求める確率は、$${\bm{\dfrac{5}{8}}}$$。

長野県|公立高校入試確率問題2020

長野県|公立高校入試確率問題2020

 100円,50円,10円の硬貨で1回ずつ偶然が起こりますので、合わせて3回の偶然ということになります。示されている樹形図は、それを表しています。あとは、これを使えば良いだけですね。

 表が出た硬貨の合計金額 をそれぞれ計算して、110円以上になる場合に印をつけます。

 すべての場合は8通り、そのうち当てはまるのは3通りですので、求める確率は$${\bm{\dfrac{8}{3}}}$$。

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山形県|公立高校入試確率問題2020

山形県|公立高校入試確率問題2020

 偶然はABC3つの箱でそれぞれ一つずつ、合わせて3つ起こりますので、樹形図をかきましょう。

 白の玉を○、赤の玉を●であらわすと、次のような図になります。

「少なくとも一つは」ですので、「じゃない方」つまり「白玉が0個=3つとも赤玉」の場合をピックアップして数えましょう。すると、図より2通り。
すべての場合の数は18通りですので、すべて赤玉の確率は$${\dfrac{2}{18}=\dfra

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徳島県|公立高校入試確率問題2020

徳島県|公立高校入試確率問題2020

※基礎編12の例題として採録していますので、解説はそちらを見てください。

答$${\dfrac{3}{36} = \bm{\dfrac{1}{12}}}$$

宮城県|公立高校入試確率問題2020

宮城県|公立高校入試確率問題2020

樹形図!偶然は3回起こりますので、(素直に)樹形図をかいて考えることにします。カードは1回1回戻しますので、こんな図になります。

 全部で27通りありますので、バランスよく書くのが辛そうです。ともかく、(1)全ての場合の数は27通り。

(2)そのうちあてはのは19通りですので、確率は$${\bm{\dfrac{19}{27}}}$$。

長崎県A問題|公立高校入試確率問題2020

長崎県A問題|公立高校入試確率問題2020

分類 18 積が奇数・偶数になる場合

 偶然は2回起こるので表をかいて考えます。大きいさいころと小さいさいころで同じ目が出ることがありますので,表はいじりません。X型です。
 ですから(1)は、表から36通り。
 (2)は積が条件の判定条件になりますから,各マスに積を書いて判定してみましょう。

 全部の積を計算しなくても,条件が奇数ですから、大きいさいころ・小さいさいころのどちらかで偶数が出て

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奈良県|公立高校入試確率問題2020

奈良県|公立高校入試確率問題2020

 「見た目同じことが起こる偶然の確率」を理解するための、いい問題です。

①偶然は2つ起こります。2個同時に取り出すので、表はいじり、順序も関係なくなるので、表はC型になります。

 すべての場合の数は15通り、そのうち2つとも奇数になる場合は表にある6通り。
というわけで、求める確率$${p}$$は、$${\dfrac{6}{15}=\bm{\dfrac{3}{5}}}$$

② 玉が5個あって

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兵庫県|公立高校入試確率問題2020

兵庫県|公立高校入試確率問題2020

 いつも荒ぶる確率問題を出してくる兵庫県にしては、この年はとてもと~ってもおとなしい典型問題。

 偶然は2回起こりますので、表をかいて考えます。取り出したものは戻しますが、2回の偶然の中身は変わらないので、表はいじらないX型。

 赤玉が2個入っていますが、同様に確からしい事柄を並べるため、玉に番号をつけて、1と2を赤玉、3を白玉、ということにしましょう。
 表をかいて考えると、すべての場合が9

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