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ライカ+ツァイスレンズのコンビで歩くパリ
フォトグラファーの吉田タイスケです。
レンズ沼のお話。
右を見ても左を見ても「写りすぎる写真」に最近疲れていて、「写らない写真、ちょっとだけ写る写真」を撮りたいなあと思う今日この頃。その一歩としてオールドレンズを使ってみようと思い立ち、まずは標準レンズの帝王Carl Zeiss Planar 50mm f1.4 MMJを先日ebayにてドイツから購入しました。で、犬の散歩がてらライカSL2につけて歩いてきたので、写真日記をnoteに書いておきます。
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「写らない写真」が撮りたいとか言いながら写しちゃってますけど、それはともかく、Zeiss プラナー50mm f1.4(ヤシコン)は買わない理由が見当たらない、噂に違わぬ名玉でした。マジで。5万円?激安ですよ。
とは言え開放f1.4で撮る写真はシグマやライカと違い、ピンが甘すぎて使いどころが難しいのですが、f2-f2.8はガラリと様相を変え、ピントが来ているところを中心として解像度、発色、ボケ味に何とも言えない味わいがあります。
ライカのアポズミ50の表現がどこまでも「端正」で、目の前の現実をもう一段上の異界に格上げしてしまう魔法のレンズだとしたら、ツァイス・プラナー50は「今ここのまなざし」を掬い取れるエモいレンズといったところでしょうか。
何よりレンズの見た目がいい(笑)。
ちなみに話は変わるけど、
https://www.stevehuffphoto.com/2021/08/17/crazy-comparison-leica-50-apo-vs-voigtlander-50-apo-a-9k-vs-1k-lens/
この「ライカ・アポズミ50」VS「フォクトレンダー・アポランター50」の比較、一年前に見た時は「え、アポランターすごい!区別がつかない程度にしか違わないよ!誰もこの差に8000ドルは出さないだろ」と思ったんですが、今見ると「うん、微差ではあるが確かに違う。値段の問題じゃなくて、アポズミやっぱ良いな」と思えるくらい、現在沼の底まで沈んでます。溺れそう。