アウトプットの公式、それはBefore+気づき+To DOである
こんにちは。
最近、自分自身の発信する機会が増えてきて、アウトプットする難しさが身に染みているこの頃です。
この感覚、そして猛暑。なんとなく、学校時代の読書感想文に悩んでいた日々を思い出します。
読書感想文って、夏休みだからと言う理由で、突然学校から課題図書(または任意の図書)と作文用紙を渡されて、「この本の感想書いてこい」と傍若無人に言われましたね。
ただ、思い返してみると、書いてこいとは言われましたが、書き方は習わなかったのではないでしょうか。
今日は、そんな読書感想文の書き方に使える公式、それはアウトプット全般にも応用できるという話を、「アウトプット大全」という本で得た内容を元に書いていきたいと思います。
1.インプット過多な状態
僕は普段からインプットは目的意識を持って、その時に気になっているものや、実際の課題になりそうなことを本や記事、SNSなどを中心に情報を選んでいるので、比較的良質な情報を入れられているかなとは思います。
ただ、裏を返せば、ほとんどアウトプットを行ってこなかったわけです。ヒトに話すことも、SNSで発信することも、youtubeで配信することも、もちろんnoteを書くこともしてきませんでした。ここに一つの大きな障害が生まれていたのです。
2.アウトプットをしてこなかった障害
打ち合わせをするときや雑談する時、資料を作ったりするときに、過去読んで自分の中に入れたはずの知識が、思い出せなかったり、そもそも入れたことすら忘れてしまうことがとても多かったのです。
「あれ、あの数字ってどうだったんだっけ」
「このハックって前にみた気がするけどなんだったかな」
今思い返してみれば、こんなことがしょっちゅう起こっていました。
これはあまりにも勿体なかったと思います。
3.アウトプットの仕方がわからない
僕自身、アウトプットすることに関して、非常に抵抗がありましたが、最近は様々な場面でアウトプットすることの重要性に気づき、必要にも駆られ、とにかくやらねばと思っていました。
しかし、いったいどうやってアウトプットしていけば良いのか、という悩みにぶち当たりました。
noteを書いていくにしても、どうやって書けば良いのか、悩みに悩んで、noteもアカウントを作ったまでは良かったのですが、なかなか書けずにいました。
4.アウトプットの重要性
現代は情報で溢れています。つまり、現代人は黙っていてもインプットはしているのです。
ただ、アウトプットに関して言えばほとんどできていない。
「アウトプット大全」によると、現代人は割合で言えば、7:3[インプット:アウトプット]のインプット過多な状況です。
しかし、理想のアウトプットの割合は、3:7[インプット:アウトプット]くらいです。
ただし、これはインプットを減らせということでなく、それ以上にアウトプットしていく、ということです。
なぜならアウトプットは、記憶の定着のためにかなり重要な役割を持っており、インプットした情報を2週間の内に3回アウトプットするとかなり記憶定着するみたいです。
記憶していくためには、やはりアウトプットが重要なんですね。
5.話すだけでも充分なアウトプット
アウトプットと言っても必ずしも、気合を入れてnoteを書いたり、SNSで発信する必要はありません。
もちろん、それも良いことではあるのですが、アウトプット慣れしてないヒトには敷居高いですよね。
自分用のメモや自分しか見られないSNSなどのアカウント、そして、友人や家族などに話すだけでも充分なアウトプットなんです。
たしかに、軽く話すだけなら気合を入れて文章を考える必要がないので、2週間に3回のアウトプットも達成できそうな気になってきます。
6.読書感想の公式 【Before + 気づき + To Do】
ただ、どうアウトプットするか、ここがやはり難しいポイントです。
そこでかなり使えるのが下記の読書感想文の公式です。
Before + 気づき + To Do
この公式に当てはめるだけで、読書感想文を構造化して上手くアウトプットをすることができるようになります。
詳しく書くと、こうなります。
①Before:読む前の自分(どう行動してたかや、どう思っていたか)
②気づき:その本を読んで突出して気づいたこと
③To Do :読んだあと、自分はどんな行動を具体的に起こしていくか
なので、例えば、昨年爆売れしたFACT FULLNESSについてこの公式で書いてみると、
①この本を読むまで自分は、目の前の情報を鵜呑みにしていました。環境破壊が進んでいて、絶滅危機に瀕している動物が多数発生していて、格差がどんどん進んで貧困に喘ぐ子どもたちが大勢いる、世界は、どんどん悪くなっていると考えていました。
②ただ、FACT FULLNESSを読んで、様々な事に気づかされたのです。この本では、多くの人間の本能からくる誤解を様々なデータを元に解消してくれたのです。世界は先進国と発展途上国の二元論ではなく、4つの生活レベルで分けるべきだという分断本能や、世界はずっと悪い方向に進んでいるという恐怖心から来るネガティブ本能があるが、データを見てみると
・貧困は確実に減ってきて
・今や女性が学校教育を受けられる平均年は男性と1年しか変わらない、
・そして教育が進めば衛生知識が進み、5歳までに亡くなる子どもが劇的に少なくなり
・たくさん子どもを産む必要がなくなる
・経済の発展は、人口の爆発的増加も横ばいになる、
と言ったことがわかってくる。データを冷静に見れば世界は確実に良くなっている、そんなにネガティブな情報に恐れなくていいと語っていました。
③この本を通じて、僕は情報をそのまま鵜呑みにせず、これからは、過去のデータや多角的なデータとの比較、二元論的な考え方は改めて行こうと思いました。正確な情報をインプットした後に、自分が何をすべきかを考えていきたいです。
こんな感じでまとめると、読書感想文はかなり簡単に書くことができるようになります。
これを小中学校の時の自分に本当に教えてあげたい考え方です。ちなみに、気づきは3つくらい上げるのが良いらしいです。
そして、この公式は何も読書感想文だけではなく、多くのアウトプットでも応用することができると思います。得た知識をなるべく早いうちに、このBefore + 気づき + To Doで当てはめながら考えれば簡単にアウトプット出来てそれを2週間以内に3回行えば、インプットが記憶として定着します。
7.とにかくやってみる
最初にも話しましたが、僕はあまりアウトプットが得意ではありません。ただせっかくなら僕の持ってる知見や得た知識をなるべくヒトにわかりやすく伝えていければ、誰かの役に少しでも立つかもしれない、そう思い、SNSも発信を少しずつですが始めてみてます。
そして、このnoteも同様に少しずつではありますが、書き始めています。
とにかく、読んだ本、ヒトに共有したいナレッジ、感動した事、なんでもいいのでTwitter、noteに出していこうと思っています。読みにくい、伝わりにくいところも多いと思いますが、徐々に改善していければと思います。
8.まとめ
情報を得るだけではなく、出していくこと、これが本当に大事なところで、その構成は、
Before + 気づき + To Do
これに当てはめると書きやすいです。ここだけでも「アウトプット大全」を読めて本当に良かったです。そして、今回、正にこのnote記事もその公式に当てはめて書いていました。
Before
1.インプット過多な状態
2.アウトプットしてこなかった障害
3.アウトプットの仕方がわからない
気づき
4.アウトプットの重要性
5.話すだけでも充分なアウトプット
6.読書感想文の公式【Before + 気づき +To Do】
To Do
7.とにかくやってみる
この三段構造に分けた後、肉付けするようにこの記事がスルスルと書くことが出来ました。
アウトプットが苦手な僕が書きやすかったので、書き方に悩んでいる方がいらっしゃったら是非実践してみてください!何時もより考えやすいと思います。
最後まで読んでいただいてありがとうございます。
相変わらず読みにくかったと思います。これはアウトプットし続けて少しずつでも良くなっていけばいいなと思っています。
みなさん、引き続きよろしくお願いします。
本当に最後までありがとうございます。
秀でたる知性を有するだけでは十分ではない。大切なのは、それをうまく活用することである
-ルネ・デカルト -