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よそ者の居場所の見つけ方

明日6日18時は地方複業イベントに登壇させていただきます。ぜひ👋

>#Awと考える地方創生 〜複業人材の登用で地方の可能性を最大化するには〜

「故郷はどこなんだろう」と思ってしまうんですよね。静岡県で生まれて、神奈川県で育って、妻と東京で暮らして、里帰り出産で妻の実家の長野にいまいます。それぞれの土地で思い出があるんですが、「ここが私の故郷だ」という実感は薄いままです。

「故郷の実感は地域づくりに関わったら生まれるかな」と思ったこともひとつのきっかけで、奈良県三宅町の複業プロジェクトに参加させていただきました。

結果は・・・やっぱりまだ故郷の実感はどこにも持てていません。根無草です。

でも、いまは悲観的に考えてはいません。エーリッヒフロムの『悪について』を読んだことが大きいです。

「もしわたしが一つの国において、あるいはすべての国において、よそ者でないならば、私にとって、この世界にわが家はない。そして、もしこの世界にわが家を持つとすれば、わたしは至る所でよそ者であると同時に、よそ者ではないのである」
※引用:エーリッヒ・フロム 『悪について』

故郷がないということは、どこに行ってもよそ者です。でも、フロムの言葉を受け取れば、よそ者はどの土地も故郷にできる可能性を持ち続けられるとも考えられます。

「ちょっとそれは飛躍では」と一瞬思ったんですけど、故郷の定義は土地である必要も生まれた場所である必要もないんですよね。思い出のひとがいる場所でいいんじゃないでしょうか。なんてことをGLAYは『ホワイトロード』で教えてくれます。歌詞に「故郷は場所ではなくてあなたでした」とあるんです。

作詞作曲のTAKUROさん、ありがとうございます。GLAYの曲は生きることを学んでこなかった私の先生です。

なんて話を明日のイベントで!できるとは思いませんが(笑)、地方複業は仕事だけでなくこういった生活や人生も絡むテーマだと考えています。ご参加いただける方、何卒宜しくお願いいたします。

                          退職学・佐野創太

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