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【趣味】もうすぐリメイク版発売!ゲームポケモン「ダイヤモンド/パール」の思い出

あの輝きを再び―。

ゲーム・ポケモンの最新作として「ダイヤモンド/パール(以下ダイパ)」のリメイク作品「ブリリアントダイヤモンド/シャイニングパール(以下BDSP)」が発売間近です。

アンパンマンよりトミカよりもポケモンだった幼少の僕。幼い時からポケモンは全世代プレイしてきました。大人になった今でも、ポケモン愛は変わっていません。そんな僕のダイパの思い出、リメイク発売を祝して辿ってみようかなと思います。

僕はパール派

ポケモンは初代の発売以来、新作は必ず2タイトル発売されます。そして子どもたちは「どちら派か」で戦争したりするもの。2つのソフトで出現するポケモンが違ったりはするのですが、主にはパッケージを飾る伝説のポケモンのどちらが好みか、という論点に終着します。

そして第4世代・ダイパ。青く輝くダイヤモンドを飾る、時間を司る伝説のポケモン・ディアルガ。ピンクに輝くパールを飾る、空間を司る伝説のポケモン・パルキア。

パッケージの色合いもあるとは思うのですが、周りはほとんどダイヤモンド派。色と性別をリンクさせるのはナンセンスですが、当時はまだ青=男の子、赤・ピンク=女の子、というイメージも根強く、男友達はこぞってダイヤモンドでした。

そんな中僕はなぜパールを選んだかと言えば、

①兄弟がダイヤモンドを選んだ
②じゃあパール選んだほうが交換とかしやすいやん
③パルキアの方が好き

ということで小学生の僕は、「え~なんでパールなん?ディアルガの方がカッコいいのに~変なの~」という周りをよそにピンクのパールを選んだのです。同調圧力に屈しなかった僕、偉い。

初めての全国図鑑完成

さて、僕のダイパの思い出の2大巨頭の一方はこれ。

当時でフォルム違い等含めて500種ほどいたポケモンですが、その全国図鑑を完成させました
と言っても狙って頑張って揃えたのではなく、交換したり過去作から送って来たりするうちにいつの間にか、という感じでした。ポケモンの楽しみ方は様々ありますが、対戦やストーリーよりもコレクター気質なのは今も変わりません、もといこれが原点かも。

過去作のルビーやリーフグリーンなども結構やり込んでいたので、入手しにくいポケモンもそこそこゲット済だったのはラッキーでした。過去作で育てたポケモンたちをパールに連れてこれた時は興奮しました。

No.1のフシギダネから当時最新のNo.492シェイミ(※後述するバグ産)まで埋まった図鑑は感動ものでした。まさにポケモンマスターになった気分でしたね。のちにこの経験が、新作が出るたびに僕を困らせることになるとはこの時の僕はまだ知らない。

なぞのばしょへの幽閉

思い出2大巨頭のもう一つ。かの有名な「なぞのばしょ」バグ、幻のポケモンを手に入れるための裏技(バグ技)によるバグです。

初代「赤・緑」の頃から、バグはポケモンとともにありました。インターネットが普及する前の時代でも、なぜか全国の小学生が同じバグや噂を知っていたんですよね。まさに風のウワサ。僕もそんな噂を聞きつけ、友人の家でネットを見せてもらい、皆で一緒に裏技を実行したものです。

幻のポケモンに関するバグは3パターンあって、うち2つ(ダークライ、シェイミと出会えるイベント)はなんと成功してしまうのですが、最後の1つ(アルセウスのイベント)は「どうやっても成功しない」ことになっており、全国のポケモンキッズたちが憂き目にあいました…。

バグの内容としては、ある場所で「なみのり」という秘伝技を使用し、真っ暗な「なぞのばしょ」へ入る。そして決められた方向に決められた歩数進むと、幻のポケモンと出会えるデータに行きつくというもの。そしてこれ、失敗すると一歩も動けない、元の場所にも戻れない、「なぞのばしょへの幽閉」となってしまうのです。

小学生の僕、絶望で目の前が真っ白になりました。せっかく全国図鑑も完成させたのに…。

結局全国的にこのバグで幽閉されるキッズが多発したこともあり、公式から修正パッチが配布され、事なきを得ました。修正データは近くのイオンでネットに繋げばよかったのですが、わざわざ大阪のポケモンセンターまで行きましたね…。これ以来、バグとか裏技には手を出さないことを誓いました

冒険の思い出

前世代の作品も結構やり込んでいましたが、パールはプレイ時間だけで言うと歴代トップレベルでした。ゲームをする時間が一番あった時期だというのもあるのですが、やはりゲーム自体が純粋に面白かったですね。

最初のパートナーはポッチャマ(周りはヒコザル派が多かったです)。この時育てて進化したエンペルト(Lv.74)は、その後の世代の作品を渡り歩き、現在ポケモンHomeにいます。いろんなリボンを携えている、まさにパートナーです。

ダイパで新たに登場するポケモンは、前作までに登場していたポケモンの進化前や進化後のポケモンが多くいました。序盤でスボミーを捕まえて、育ててるうちにロゼリアに進化した時は「え??ロゼリアになんの?」と驚いたものです。

ポケモンも好みの子が多くて、序盤で手に入る貴重な電気タイプ・コリンク系統は、旅のパーティの入れ替えが激しかった中、最後までエースとして活躍していました。映画の効果もあって人気が高いルカリオもダイパが初登場ですね。あとは金曜日にしか出現しないフワンテ。そして秘伝技マスター・ビーダルも大活躍してくれました。

バトルタワーや地下通路、コンテストも結構時間かけてました。なのでシナリオ攻略が結構のんびりペースで、チャンピオンを倒すまで道のりは長かったです…。今はシナリオをサクッと攻略してからやり込むことが多いですが。

また当時はまだネット環境が我が家になかったので、攻略のお供と言えば攻略本。今はネット検索でいくらでも情報が出てくるし、YouTubeで実際の映像を見ることもできますが、紙の攻略本をめくりながら進化の条件を探したり、隠しアイテムやイベントを見つけたり…。
ちなみにダイパは500種近くのポケモンが登場するので、攻略本は広辞苑くらいの分厚さがありました。ボロボロになるまで読んで、たくさん書き込みもしました。宿題で使う国語辞典よりも使い込んでいたと思います。

リメイク期待値は…

さてそんな思い出深いダイパのリメイク版。ダイパはポケモンの中でもかなり人気が高い作品で、長年リメイク版の発表が待ち焦がれていた作品。今までのリメイク作品も、単なる移植版ではなく、新要素や当時の最新機器の特徴を取り入れたものが多く、世間の期待値は異常なくらい高かったです。

そしてついに発表されたのですが、まあ正直言うと「あと一歩頑張ってほしかった」という感想もちらほら…。最新の「ソード/シールド」がかなりハイクオリティな3D映像だったこともあって、そのクオリティでのリメイクを期待する気持ちが大きかったのかなと。加えて同時に「Legendsアルセウス」という新作も発表されたので、若干その前座感も否めないでしょうか…。

確かにリメイクというよりは移植版的な感じは否めませんが、少しずつ公開されている情報を見る限り、僕は普通に楽しめそうやなと思っています。「あーそうそう、こうやったなあ」みたいな、懐かしさは間違いなく感じられると思いますし、15年以上前の作品なので、当時プレイしていない人も新作感覚で遊べるのではないでしょうかね。

発売までついに残り半月。旅パは誰にしようかなど、妄想しながら待機しております。

ちなみに僕はダブルパックで買います。社会人の財力ってすげー!

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