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【基礎解剖学】パーソナルトレーナーが知っておくべき『肩甲骨』の基礎知識

『肩甲骨』の構造と基礎解剖

肩甲骨の基礎解剖学の知識として必ず押さえてもらいたい内容をお伝えします。肩甲骨は胸郭(肋骨)上に浮遊している骨として存在しています。

肩甲骨と胸郭との間には、機能的関節に分類される肩甲胸郭関節があります。浮遊している肩甲骨は、周辺に付着する筋肉や靭帯などの組織によって支えられています。

下記イラストでは、肩甲骨の部分的な名称を記しました。

肩甲骨の左上(内側)にある角を「上角」、下にある角を「下角」、右上(外側)にある突起部を「肩峰」と呼びます。
肩甲上腕関節を形成する上腕骨頭と面している部分を肩甲骨の「関節窩」、肩甲骨の前面にある肋骨と面している部分を「肩甲下窩」、後面の上付近にある棘のようにある骨を「肩甲棘」と呼びます。

肩甲骨の6方向の動き

肩甲骨は、頭側に向かって引き上がる「挙上」、足元に引き下がる「下制」、外側に向かって動く「前方牽引」、中心(脊椎側)に向かって動く「後退」、外側と上方に向かって回旋する「上方回旋」、内側と下方に向かって回旋する「下方回旋」という6つの動きのパターンがあります。

↓こちらのブログでは、肩甲骨の解剖をより詳しく「筋・靭帯・関節包」までイラスト図解でわかりやすくお伝えしています!

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