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ゼロからのHACCP構築 ~低コスト、外部コンサル不要、そのノウハウ教えます~「#6 製品説明書とは?」

Tail Shapeです。今回も、仕事の話。

前回までのおさらい
ついに、食品安全チーム結成!!※下見てね

社長息子)さぁ、HACCPの7原則12手順に則って、
HACCPの構築を始めよう!!

新人)でも一体何から始めればいいんすか?

社息)ええと…

品保)まずは、「製品説明書」をつくりましょう。

製品説明書とは
「私たちが、何をつくっているのか」説明する文章
原材料、用途、製品の種別(食品衛生法など)、
容器、保存方法、製品の特性など
⇒お客様に何を作っているか伝える文章 です

文章関係については、厚生労働省から発行されてます
コンサル入れて、コストかさむより
厚生労働省の文章をまねれば
保健所来ても、大丈夫!!

社息)じゃあ、お局さんと新人君で
製品説明書の作成宜しくね!

お局)全お弁当の種類分つくるんですか…。
そんなの無理ですよ…。

社息)ええ…。

品保)考え方は、企業により様々です。
一番良いのは製品ジャンルごとに作るのがいいと思います。
①普通のお弁当
②麺類
③お惣菜
のような感じで

お局)お弁当にも色々種類があるし、
麺類も、お惣菜も色々あるけど分けなくて良いの?

工場長)製造工程が異なるもので分類するってこと?

品保)そうです。
HACCPでは、「作り方が違う=危害が違う」
例えば、「お弁当」では、いろんな具を詰めるので
「加熱」「冷却」の両方が大事!

でも、「麺類」では「加熱」より「冷却」が重要!

「麺類」⇒規定時間茹でないと、食べれない(品質的にアウト)
ちゃんと茹でてないものは出荷しない(食べれない)ので
「食品安全」的には、冷却で菌の増加を防ぐ方が大事!
(極論言うと、加熱は考えなくても良い)

新人)なるほど!製造工程が異なるもので分類か!

総務)ホントに分かったの?(笑)

※詳しくは、CCPの管理とかでまた話します。
そんなこんなで、
製品説明書の作成は、滞りなく進みました。
製品説明書を元にHACCP文書を作ります。
その他の文章との整合を取りながら、
HACCPプランの構築を進めましょう。

次回は、「製造工程図」の作成!!
「食品安全」と「品質」は密接な繋がりがあります。
それでも、HACCPでは「食品安全」を最優先に
構築しなくてはいけません。
この記事を通じて少しずつ解説していきます。

ここまでお付き合い頂き有り難うございます。
宜しければまたどうぞお願い致します。

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