ドタバタ走りの原因とは?足・腕振り・姿勢の観点から徹底解説
ドタバタ走りの原因とは?足・腕振り・姿勢の観点から徹底解説
子どもや大人が走る姿を見て、「ドタバタしている」と感じることはありませんか?この「ドタバタ走り」とは、足音が大きく不安定で、リズムや動きが滑らかでない走り方を指します。このような走り方は、速く走れないだけでなく、ケガのリスクも高まる可能性があります。本記事では、足・腕振り・姿勢という3つの観点から、ドタバタ走りの原因を詳しく解説し、その改善方法もご紹介します。
ドタバタ走りの原因① 足の使い方
走る動作において、足の使い方は最も重要なポイントです。ドタバタ走りの多くは、足の着地方法や蹴り出しが不適切であることが原因です。
1. かかと着地
かかとから地面に着地する場合、衝撃が膝や腰に直接伝わり、スムーズに走ることが難しくなります。かかと着地では、足音が大きくなり、スピードが出にくくなるだけでなく、関節に負担をかける可能性があります。
2. 足首の柔軟性不足
足首が硬いと、スムーズな動きができず、足音が大きくなる傾向があります。また、足の動きが制限されることで、正しいフォームを維持することが難しくなります。
3. 蹴り出しが弱い
走る際の推進力を生み出すのは、足の蹴り出しです。しかし、この動作が弱いと前に進む力が不足し、ドタバタした走りになりやすいです。
ドタバタ走りの原因② 腕振りの影響
腕振りは走る際のバランスを取る役割を果たしますが、不適切な動きがドタバタ走りの原因になることもあります。
1. 腕を振らない
腕を振らずに走ると、バランスが崩れ、足音が大きくなります。腕と足の動きは連動しており、腕を正しく振ることで足の動きもスムーズになります。
2. 左右に大きく振る
腕を前後ではなく左右に振ると、体の軸がブレてしまいます。その結果、力が分散し、効率的に走ることができなくなります。
3. 肩の力が入りすぎる
肩や腕に力が入りすぎると、動きが硬くなり、全体のリズムが乱れます。これがドタバタ走りにつながるのです。
ドタバタ走りの原因③ 姿勢
走る姿勢も、ドタバタ走りを生む大きな要因です。姿勢が悪いと、エネルギーのロスが増え、スムーズな走りができなくなります。
1. 前傾しすぎる
体が前に倒れすぎると、足が体の前方に着地しやすくなります。このようなフォームでは、足音が大きくなり、効率的な推進力を生み出せません。
2. 体が反りすぎている
逆に、体を反らしすぎると、腰や膝に負担がかかり、足音が大きくなる原因となります。
3. 体幹の弱さ
体幹が弱いと、走る際に体が安定せず、軸がブレることでドタバタした走りになりやすいです。
ドタバタ走りを改善する方法
ドタバタ走りは意識的な改善とトレーニングで変えることができます。以下に具体的な方法をまとめました。
1. 足の使い方を見直す
• つま先着地を意識
足の指先を軽く地面につけるように着地し、すぐに蹴り出す動きを練習します。
• 足首の柔軟性を高める
ストレッチやバランストレーニングを取り入れることで、足首の柔軟性を向上させましょう。
2. 正しい腕振りを習得する
• 腕を肩の高さに保ち、軽く前後に振ることを意識します。
• 左右にブレないよう、ミラーを使ったフォームチェックを行うと効果的です。
3. 姿勢を整える
• 体を少し前傾させ、重心を前に保つようにします。
• 体幹トレーニング(プランクや腹筋)を日々取り入れ、体の軸を安定させましょう。
4. ランニングドリルを行う
• ハイニー:膝を高く上げる動きで、正しい足の運び方を習得します。
• スキップ:軽快なリズムで体全体を使ったスムーズな動きを練習できます。
まとめ
ドタバタ走りの原因は、足の使い方、腕振り、姿勢のいずれか、または複合的な問題によるものです。しかし、これらは正しい知識とトレーニングで改善可能です。走り方を変えることで、速さや持久力だけでなく、ケガのリスクを減らすことも期待できます。ぜひ今回ご紹介した方法を実践し、滑らかで効率的な走りを目指してみてください!
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