じぶんなりの意味や価値を感じる仕事
会社員時代は定時17時で終わると同時に、風のように帰宅していた。
残業代などはきちんと出る会社だったけど、仕事終わりの時間を如何に確保できるかということが大きな関心ごとだった。
なので繁忙期などで残業が発生しがちになると、一日の時間を大層奪われている感覚が強く、強烈なストレスになっていた。
今現在、会社員時代とは比べられないくらい帰宅時間は遅い。
21時に終わり、そこからの帰宅なので23時近くになる。
自由時間という意味では遥かに少ないはずなのだが、今の方がストレスはない。
これはどういうことなのか?
おそらくなのだが、仮説としてはじぶんがしていることの意味や価値みたいなものが感じられているかどうかが、感じ方や挙動に影響を与えているのではないか。
会社員時代はしていることにじぶんなりの意味や価値を見出せずにいた。
だから長引けばじぶんの時間を無駄にしているような感覚に襲われていたし、終わったあとに意味や価値を感じるものに触れなければという気持ちも強かった。
だから時間にシビアだったけど、本質的な解決はタイムマネジメントではなく、やることを意味や価値があると感じられるものに変えることだったのだと思う。
そう感じるものは人によって様々だが、じぶんなりの意味や価値を感じることというのは存在する。
それと出会うことや探すことは、もし日常が退屈でつまらないと感じていればいるほど、なるべく諦めないで欲しい。