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4hintaro
アドベンチャーへ
表紙でどういうことが言いたいのか割とハッキリしてる本だと思う。
帯は「今の自分のままでいいと思ってる?」とやや挑発的で良い。
面白かったのが、マトリックスとかを応用したり、よく使う言葉を深掘りして新たに作り上げたりするところ。
(偏見だけど、コンサルとかベンチャーの人がやりそうなイメージある。)
マトリックスを仕事の枠組みで使うのではなく、もうちょっと広い枠組みで捉えたり、「利他的」→「犠牲的利他・利己的利他」と細かくして深掘ったりする。
こういうのって良いよね、解き放たれて、自由になれる感じがする。
アートを落札した経験から「ブランディングパフォーマンスが高まるお金の使い方をしよう」と著者が思ったくだりは今も昔も変わらないんだなぁと感じた。
絵の内容よりそれを持ったことで起こることは読んでみて、興味深いところだよなと。
周りの反応でもらえる経験はわかりやすく刺激的。
この本読んで、良くも悪くもベンチャーとか若い人って仕事をベースに人生を紐解こうとするよねって考えがよぎった。
まぁ、自分もそういうところあるけど……
ただ、それで未来が拓けるなら儲けものでしょ!
最後の言語化一覧なんかは自分たちももつ違和感を手放し、自由に生きていける感覚を少し味合わせてくれる。
年始からポジティブにいける本!
あと、物理的にサバイブするこっちの本も気になる……
「絶対的な経験の先にある感情の起伏にこそ、心を物理的に動かしてゆく力がある」