【岡崎かつひろ】なぜ、あの人は「お金」にも「時間」にも余裕があるのか?【読書感想文】
この本は「お金も時間もある人の特徴」がわかる本です。
安定より自由を求める
経済的自由人と経済的不自由人では根本的な考え方が異なります。
経済的不自由人は安定を求め、経済的自由人は自由を求める。
経済的不自由人は、仕事を決めるときに「福利厚生の良さ」「いかに収入が安定しているか」といったことを優先します。
そういう人は、生活に保障があることを好み、新しい挑戦には憧れても行動はしない。
だから、時間をお金に変え続けることしかできません。
しかし、このように安定ばかり追いかけていては収入が大きく変わることはないし、人生の新しいステージに行くことはできません。
それに対して、経済的自由人は安定よりも、楽しむことや挑戦することを求めます。
安定的な収入がある仕事を続けることよりも、自分の理想の生活を実現することを望み、バンバン挑戦していくことができます。
自由な生活というのは、それを望み、挑戦したものにしか与えられません。
できないことを気にしない
経済的不自由人は「合う・合わない」「できる・できない」という尺度で物事を決めようとしています。
自分にできる範囲のことしか選択しようとしません。
逆に経済的自由人は「できる・できないか」よりも「自分にとって価値があるかどうか」を重要視します。
そもそもの話ですが、最初から完璧にできることなんてないし、やろうとしなければできるようにはなりません。
だから、できるできないというのは、やったかやってないないかの差でしかありません。
怖くてもリスクを取る
経済的に不自由な人は、リスクという言葉を嫌います。
リスクは取りたくないし、一切損をしたくないと考えます。
リスクを取ることは怖いです。だが経済的自由人はリスクをとることで、そこから可能性が生まれることを知っています。
つまり、リスクとをれば結果はどうであれ、必ずその分だけ得られる物があるはずです。
リスクをとって実際にやってみなければ、わからないこともあるわけです。
やる前からあれこれ心配するよりかは、ある程度のリスクがあることを覚悟して実際に行動に移してみたほうが得られるものが大きいわけです。
将来のために先払いする
経済的に不自由な人は働いたらすぐにその対価を求めようとする。
それに対して、経済的自由人は、今すぐ対価を得ることよりも、将来のために先払いをすることを重視しています。
たとえば、ビジネスを立ち上げというのは、今すぐに儲かるというものではありません。
むしろ企業直後は働いている時間に対して収入が全く割に合わないということもありえます。
儲かるための仕組みを考えて構築し、それがうまく回るようになればあとは手をかけなくても勝手に儲かりだします。
このように、彼らは将来のために種をまいて育てることを大事にします。
使途不明金をなくす
まずは、「どこで使ったかわからないお金をなくす」ことです。
使途不明金が多いというのは蛇口が開きっぱなしになっているようなものです。
知らない間に出しっぱなしになっている水のように、気づかないうちにお金がどんどん出ていっている状態なわけです。
お金がない原因というのは、こういう使途不明金や無駄遣いの習慣によるものが大きいわけです。
「これは本当に自分にとって必要なものなのか」と考えながら使うことが大事となります。
お金は効果姓で判断して使う
実はお金に対する恐怖心が高い人ほど、みえや快楽が満たされるまでお金を使ってしまうことが多いわけです。
欲求はいつまでもおさまることがないし、使えるお金があればいくらでも使ってしまいます。
だからこそ、お金を使うときには「効果姓」を考えて使うことです。
ようは「それを買うことで自分や周りにプラスの効果をもたらしているかどうか」ということが大事な基準となります。
自己投資をして稼げる自分になる
自分への投資は無駄になることはありません。
なにより自分に投資することにより、圧倒的に稼げる自分になることができます。
収入を生み出す原資である自分自身の価値を高めれば、そのぶんだけ稼げるようになるということなります。
ストック収入を作る
収入には大きく分けて、フロー収入とストック収入の2種類があります。
フロー収入というのはなにかの対価として支払われる収入のこと。
ストック収入とは、保有している資産から収入を得ることになります。
フロー収入はその時限りの一時的な収入に対して、ストック収入は継続的に収入が発生することになります。
だから、経済的自由になりたければ、ストック収入を作ることを目指します。