【大塚寿】50歳からは、「これ」しかやらない 1万人に聞いてわかった「会社人生」の上手な終わらせ方【読書感想文】
出世競争からは早めに降りる
出世をするためにはライバルとの競争に勝たなければなりません。
出世できないときに感じる不安というのは、おそらく「自分だけ給料が低いままになってしまう」という劣等感から来るものです。
そして「給料が少ないと満足に食べていけないかもしれない」「不安だ」という思考回路になってしまいます。
しかし、会社で働いている限りは「食べていくこと」自体に困ることはないです。
こんな感じで「自分が何に不安を感じているか」を明確にすることで、その不安がなくなったり軽くなったりします。
出世コースから外れてしまったからといって不安がることはありません。むしろ「気楽に働ける」と開き直ったほうが豊かな人生になります。
マルチタスク型人間になっておく
マルチタスク型人材・・・いろんな仕事に関するスキルを少しずつ持っている人のことです。
幅広い業務の知識やスキルを身に着けておくと、定年後に転職や起業をした際にとても役立ちます。
名刺は早めに手放す
「元○○」の名刺を配るのは、有名な企業で高い役職についていた人ほど多いそうです。
この名刺の誘惑からは、なかなか逃れられるものではないですが。
元の名刺を配る人は、仕事ばかりしてきたから、他に語れるものがなにもないわけです。
だから50代になったら名刺がなくても自己紹介ができるようになっておいたほうがいいわけです。
そして、「どうしたら相手は自分に興味を持ってくれるのか?」を考えてアピールできることです。
転職するなら早めに動く
自分もいつかは今の会社を離れることになる。ということをちゃんと意識しておくことです。
勉強し続ける
ヘンリー・フォードの言葉に「学び続ける者はいつまでも若い」
今は学びのスタイルも多様化している。学校に通うのもいいし、オンラインで授業を受けることも可能です。
学ぶ分野に困っている人は「学び直し」がおすすめです。
過去に学んだことを勉強し直すことです。
5つの居場所を作っておく
SNSで趣味の合う人と交友するのも立派な居場所です。
このようにたくさんの居場所を作っておけば退職後も豊かな人生をおくれます。
孤独の楽しみ方を知っておく
孤独対策として一番手っ取り早いのが「一人で没頭できる趣味」をいくつか持っておくことです。
趣味はいくつあってもいいものだから、気になったらとりあえずやってみることです。
多彩な趣味を持つ
仕事が趣味では会社から離れたときに何もなくなってしまいます。
仕事とは無関係の趣味をいくつか作っておくことです。
オススメは「インドア」と「アウトドア」の両方の趣味を持っておくことです。