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「陽転思考する」習慣


野に咲く花をよく見てみると、陽の当たる方を向いて咲いています。
また、花を室内に入れておくと、光が差し込む方へ向きを変えて咲いています。

感情のない植物でさえ、明るい方が好きなのです。まして、感情のある人間なら、誰だって「陰」よりは「陽」の方を好むのは当たり前です。

陰気で暗い人は好まれません。明るく快活な人のまわりに人が集まってきます。
笑って明るく暮らしても一生。暗い顔をした嘆きの人生も一生。どうせ一度の人生なら、誰だって毎日を明るく楽しく過ごしたいものです。

それなのに、どうしても私たちは「暗く」なってしまうのでしょうか。
どんなに陰気な人だって、みんな赤ん坊のときはニコニコして陽気だったのです。まったく無邪気だったのです。

しかし、私たちにはいつの間にか「邪気」が入り込んでしまったようです。暗いモノの考え方をしてしまうという悪いクセを、いつの間にか身につけてしまったわけです。
昔から「なくて七癖、あって四八癖」問wれています。
"人には必ずクセがある"という意味です。

腕の前で腕組みをしてみてください。
右手が上になっていますか、左手が上にきていますか。どちらでも構いません。さて、今度は、今組んだのとは逆に組み直してみてください。右手が上になっている人は左手の方を上にして組んでください。

とてもぎこちなくて、まるで他人の手を組んでいる気分です。どうもシックリしません。それでは、最初に戻してみてください。
そう、普段の組み方です。これならシックリします。このシックリする組み方が、あなたの「仕草のクセ」です。

腕組のクセを例にしました。この例からもわかるように、私たちは「仕草のクセ」があります。この仕草のクセと同じように「考え方のクセ」もあります。
そのことをここで強調しておきたいです。

なにかことにぶつかった時、すぐに「暗いモノの考え方」にスイッチがはいってしまうクセの人がいます。それとは逆に、前向きで「明るいモノの考え方」をする人もいます。

いずれにしても苦しいおきに、急に明るくなるものではありません。
でも、一時的に悪そうに見えても、あわてないほうがいいと思います。
「いま泣く者よ、あとで笑うことを得ん」」という達観が必要だと思います。
「災難の中は幸せの芽が潜んでいる」という陽転思考が大切です。

もっと、【「陽転思考する」習慣】を学びたい人はこの本がおすすめです






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