【横山信治著】「運が良くなる人」と「運が悪くなる人」の習慣【読んだまとめ】
この本は「運を引き寄せる方法」を教えてくれる本です。
努力の過程を楽しむ
運のいい人になるためには、「欲」を持っていないといけない。
例えば、プロ野球選手になるような人は
みんな子供の頃から「野球がうまくなりたい」という欲を持っていたはずです。
「べつにそこそこでいい」という気持ちで取り組んでいたら、プロにはなれないです。
そして成功する人は、達成するまでの過程さえ楽しんでいます。
辛い練習だって野球自体が楽しいからこそ、乗り越えられるわけです。
しかも楽しんで努力をしていると周りの人も好意的にサポートしてくれます。
こうした環境には、得てして幸運も転がりこんできそうです。
反対に成功できない人は、結果ばかり追い求めてしまいます。
こうなると成功までの過程は辛いだけで、目標が達成できないと後には苦しみだけが残ってしまいます。
さらにこういう人の周りには人も寄り付かず、運にも見放されてしまいがちです。
何かをなしとげるためには、どんなことでもそれなりの時間がかかります。
だから成功しようと思ったら、その過程までも楽しむようにしましょう。
今を大切にする
目標を達成したいのなら「今すべきこと」に全力を注ぐ必要があります。
逆に成功できない人ってのは、未来のことばかりを見てしまいます。
成功者は「気がづいたら今の状況になっていた」というが
これは「今できること」を一生懸命やっていたら、いつの間にか成功していたということです。
何かを成し遂げたい場合は「未来」ではなく「今」に目を向けるべきです。
地味な努力を積み重ねる
ピカソが一生で描いた絵の枚数を知っているでしょうか?
彼は生涯をかけておよそ15万点もの絵を描いた。
1日に5枚は描いた計算になります。
あのピカソでさえ成功をつかむためにそれほど努力をしていたということです。
「人間の能力には差はなく、誰にでも平等に成功のチャンスがあります」
この言葉を信じるか?信じないかはあなた次第です。
もしも成功したいのなら自分のことを信じて毎日地味な努力を積み重ねていくしかありません。
意図的に笑う
無理矢理にでも笑顔でいると楽しくなってきます。
笑って楽しい気分になれば、多少の悩み事は割りとどうでもよくなってきます。
そうなると、心に余裕が出てきて運も流れ込みやすくなります。
あとは単純ににこにこしていたほうが近くに人が寄ってくる。
周りの人たちから助けてもらえれば、成功もつかみやすくなりやすいです。
そこでオススメなのが毎日鏡の前に立って自分の顔をみながら笑うことです。
これをやっていると、笑顔を作る練習にもなります。
好きな人とだけ付き合う
誰と仲良くしようとするのは素敵なことではあります。
だが、我慢して人付き合いをするのはあまりオススメできません。
あとは、誰からも好かれようとするのも辞めたほうがいいです。
他人の感情っていうのは、こちらではどうにもコントロールできないものです。
いくら好かれようと頑張っても、どうしても
あなたのことを嫌ってくる人は出てきてしまいます。
それだったら、気の合う仲間と一緒にいたらいいと思わないでしょうか?
だが「自分は誰と一緒に時間を過ごしたいのか」ということは常に意識しておきたいです。
プレゼントをする
運を高める方法は「人のためにお金を使う」ことです。
どれだけ欲しかったものでも一旦手に入ってしまうとだんだんと飽きてきます。
そうして買ったモノに飽きてくると、また別の新しいモノが欲しくなってくる。
次から次へと欲しい物が出てきて、欲望には際限がありません。
一方、誰かにプレゼントすると
自分のためにお金を使うよりも幸福度が上がります。
プレゼントをした相手には喜んでもらえるし、今度はその人から
お返しがもらえることだってあります。
自分も周りの人も幸せな状況になっていると、幸運も舞い込みやすくなります。
だから、お金は自分のためよりも人のために使うようにしたほうがいいわけです。
お金をフローで考える
幸せになりたいのならお金を貯めるのではなく
循環させることを考えたほうがいいわけです。
多くの人にとっての「お金が必要な理由」は、
お金を使うことで幸せになるためじゃないでしょうか?
だから、貯金をするだけにかつかつに切り詰めて生活することはオススメできません。
お金を使ってどうやって幸せになるかの視点を持ちましょう。
沈黙する
成功する人ってのはあまりベラベラと話すものではない。
言葉には思った以上に強い力があります。
自分の発したちょっとした言葉で相手が傷ついてしまうこともあります。
誰かを傷つけないためにも、言葉数はなるべく少なくしていたほうがいいのです。
そうはいっても社交性は大事ですよ。
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