【二村ヒトシ著、川崎貴子著】モテと非モテの境界線【読んだまとめ】
この本は「モテる人間になるために大事なこと」を教えてくれます。
幻想を捨てる
真面目に働いている独身男性ほど幻想を抱いている人が多いです。
まずは、その幻想を捨てることからです。
例えば、合コンにいってもおそらく芸能人みたいな美人はいないし、運命の出会いもない。
だから、結婚にもお付き合いにも踏み切れない。
そして、心のどこかで「きっともっといい子がいるはずだ」と思っていないでしょうか?
見た目も性格も最高な「理想の女性」は現れないということに気づくことです。
そんな理想の女性が現れることを待っていてもムダに歳をくうだけです。
モテる男になりたいのならまずその事実を理解することです。
いろんな女性に目を向けることです
自分のストライクゾーンの外の女性、つまり美人でもない女性も女性なんだと、意識することです。
そしてそういう女性たちとも積極的に交流をすることです。
それだけで自分は格段にモテるようになります。
実は、女性は男の器というものを監察している。
いろいろなことに対して「これしかダメ」と限定している人を見ると「こいつの器小さい!」と思われてしまいます。
逆に許容範囲野広い男性を見ると女性は「この人は素敵だ」と感じるものです。
つまり「美人としか話したくない!」という態度の男性よりも、いろんな女性と別け隔てなく接する男性の方がモテます。
美人じゃない女性を含めて女性の良さを知った上で「それでもあなたを選んだ」というポイントを見つけてもらえたほうが美人な女性は喜ぶはずです。
だから、美人と付き合えてない男が美人と付き合うには、美人じゃない女性の良さを知ることです。それが美人と付き合う近道です。
自分にとっての幸せを考える
どんな結婚生活をしたいのか?というビジョンをしっかり描いておくことです。
相手とどう幸せになりたいか?というところでまで見据えると、急に視野が開けて、本当に自分が大事にしている基準が見えてきます。
相手の話を聞く
会話をする上で、最も大事なのは、相手の好きなことを気持ちよく話せるようにすることです。
相手が話しやすいように、合いの手を入れるイメージ、そして、その上で必要であれば質問を入れます。
「趣味は?」「普段なにしてます?」みたいな尋問、質問攻めではなく、相手の話を受けて、その会話を膨らませるように質問を入れます。
人間というのはみんな、しゃべりたい生き物です。だから相手をよく見て、相手の話したいと思っていることを見つけてそっちにうまく持っていくように合いの手や質問を挟むことです。
コミュニケーションをとる上では面白い話ができることより、相手が話したいことを話させてあげる技術の方が重要です。
相手の話しやすい環境に徹する。それだけでいいのです。
非言語的な部分にも気を使う
態度や身振りなど言葉以外の部分にも気をつけるといいです。
前のめりになって話を聞いてくれたり、笑顔で相づちを打ってくれたら「この人ちゃんと自分の話を聞いてくれているな」という気分になります。
このように、言葉以外の部分を意識するのはかなり重要なことです。
無理してやるのではなく、目の前の人の話に集中していたら自然と出てくるものです。
だから「相手に話させてあげなきゃな」と仕事みたいな気持ちで聞くのではなく、ちゃんと相手と向き合って相手の話を聞くという意識を忘れないことです。
相手のいいところを探してほめる
常に相手のいいところを探すというクセをつけるように、これはモテるということだけではなく全ての人間関係において大事になってきます。
相手のいいところを探せるようになれば、それは自分の人生を豊かにしてくれるはずです。
悪いところを探しがちの人→減点方式で見ている人
そうやって相手のあら捜しををしているうちには、幸せからどんどん遠ざかっていると思ったほうがいいです。
自分のいいところを褒めてもらえたら、それを嬉しいと思わない人はいないし、相手も好感を持ってくれます。
変わる勇気を持つ
モテない男性というのは勘違いして「俺はこのままでいいんだ」と間違った自己肯定感を持っている人が多いです。
そのせいで自分が変わることに対して抵抗がある人が多いんです。
相手の言ったことを理解し、柔軟に変化していくことができる人間を女性は求めています。
結婚までの3ステップを踏む
ステップ1
この段階ではまず相手とたくさん話しをして、相手と自分の共通点を見つけることです。
例えば、山登りが好きだとか、中華料理が好きだとか、そういうことです。
ステップ2
相手と一緒に楽しい体験を共有することです。
一緒に美味しいごはんを食べに行く、旅行に行くとか
ステップ3
自己開示をする。
他人には話せないような自分だけの秘密を相手に共有することです。
相手はこれを「自分だけに話してくれた」という愛情の証として受け取ります。
それによって2人の距離がギュッと縮まるわけです。
結婚できる男性は無意識にこの3ステップをちゃんと踏んでいる人が多い。