【考えるOL】がんばらないことをがんばるって決めた。【読書感想文】
この本は「人生をゆるやかに生きるためのヒント」を教えてくれます
大人だからこそしっかりサボろう
会社を休んでも自分の代わりがいくらでもいるということ
自分が苦しいときに誰かが助けてくれるということでもあり、自分も誰かの代わりにいつでもなれるということに気づきます。
無理して自分を守らなければ、もっと周りに迷惑をかけてしまいますし、不完全な自分を許せるということは、不完全な誰かを許せるということでもあります。
生きているだけで100点満点
ただ生きているために消費しているだけでも、きっと誰かの生活を支える一部になっていると考え、誇らしい気分になれます。
自分のためだけの夢を持つ
自分のための夢は、誰かの役に立つわけではないし、誰かに認められるわけでもないかもしれないが
それでも自分が明日も生きよう、と思えるのならそれは大切な夢です。
大事なのは「誰かのため」じゃなくて「自分のため」に夢を持つことです。
夢が叶わなくても幸せになれる
現実を少しずつ受け入れながら、生きる理由が夢だけじゃなくなったということです。
もし夢が叶わなかったとしても、相変わらず自分の幸せはそばにあります。
それを忘れなければ、夢にしがみつかなくてもちゃんと歩いていけるわけです。
ネガティブと好きをセットにする
社会人になると、気を使うシーンが増えますし、仕事で嫌な業務もありますし
どうしてもネガティブな気持ちになってしまうことも無理ではありません。
だが社会人にはネガティブな気持ちをある程度コントロールする武器があります。
学生の頃に比べると、自由になるお金と時間を持っています。
そこでネガティブと好きをセットに使います。
出社がだるいな!と思ったら、出社前に朝食でプチ贅沢をしたり、スタバで好きなドリンクを買って飲むのもいいわけです。
誰でも不安を押しのけてしまうほどのポジティブ精神を持っているわけではありません。
神頼みはやめて自分頼み
当たり前の話ですが、待っているだけで人生を幸せに変えてくれるそんな都合の良い神様はいません。
自分の人生すら神頼みで現実と向き合わなければ、いつまでたっても幸せにはなれません。
結局頼れるのは自分だけです。
人の気持ちは都合よく解釈していい
本当の気持ちは本人にしかわかりません。
人の考えや感情は複雑で、すべての言動に意味があるとはかぎらないですし、意味があっても人によって感情の動き方は全然違います。
相手の言動を自分のモノサシで測って、相手をわかったような気分になって勝手に落ち込むのは辞めるべきです。
大切にしてくれない人とは離れる
もし今の人間関係の中で自分を大切にしてくれる人がいないとしても、ひとたび環境を変えたり違う人間関係の中に飛び込めば、必ず自分の事を大切にしてくれる人がいます。
たまたま目の前にあっただけの小さな世界の中だけで幸せになろうとしているのは、ただの怠慢かもしれません。
だからもし今周りに自分を大切にしてくれない人がいるのならすぐにでも距離をおいた方がいい。
自己肯定感を下げてくるのは、そういう自分を大切にしてくれない人たちだからです。