【井上智介著】ストレス社会で「考えなくていいこと」リスト 【読んだまとめ】
実はストレスに悩んでいる人の多くは、考えなくてもいいことまで考えすぎて余計似ストレスを溜め込んでいます。
『自分が悪いのかな』とは考えなくていい
どこの会社にも、ネチネチ怒ってくる残念な人がいます。
人間というのは怒られ続けていると本当は相手が悪くても、次第に「自分が悪いのかな」と考えてしまうものです。
そういう上司は厄介ですが・・・。
そういう残念な人というのは、ただ他人のミスを責めることで自分の正しさを証明したいだけなんです。
だから、そんな相手とは良い関係を作ろうとか思わず、距離をとることが重要です。
物理的距離と心理的距離を取りましょう。
物理的距離というのはシンプルに相手の近くへ行くことをなるべく減らすということです。
心理的距離というのは、無関心になることです。
『いつまでこれが続くんだろう』とは考えなくていいい
人間はいつまで続くかわからないものに対して大きなストレスを感じます。
ゴールがどこか教えて守らないままマラソンを走るようなものです。
そんな人におすすめなのが「期間限定思考」です。
「いつまであんら耐えられる」という期限を決めて「いつまで続くかわからない」という恐怖を取り除いてしまいます。
『断ると使えないやつだと思われるかな』とは考えなくていい
仕事が無茶に振ってこられたら!
そういうときには「YESと見せかけてNO作戦」です。
無理して無茶ぶりを引き受ける必要はないということです。
『失敗したらどうしよう』と考えなくていい
人間は誰でもミスをするが、仕事では完璧を求めれることも多いので「失敗をしたらどうしよう」と怖くなりストレスを抱える人は多いです。
相手に完璧を求めている人間というのは、「自分は完璧だ」と思っています。
だからこそ、周りにも同じレベルを求めてくる。
そして、そういう人の心の奥底には自分を求めてほしいという「承認欲求」があることが少なくないです。
だから、相手が求める100に対して80しか出せなかったときに、残りの20を承認欲求をくすぐることで埋めるようなイメージになります。
とりあえずおだてておいて「承認欲求を満たしてあげられて良かった」くらいに思っていればいいです。
『なんであいつばっかり』とは考えなくていい
人はだれでも成功している人をうらやましとか、ひがんだりしてしまうものです。それが自然な感情です。
だが、ひがみを感じすぎて、相手のすべてを否定するようになると、相手の邪魔をしてやろうとか、仲間はずれにしてやろうとかいう負の感情が生まれてきて、自分にとっても何もいいことはありません。
だから、誰かをねたましく思ったときは、その背景を見る癖をつけるといいです。
『やり返してやる』とは考えなくていい
普段生活をしているとカチンとくることもあるでしょう。しかし、そういうときに「やり返してやる」とは思わなくていいです。
では、カチンときたらどうすればいいのでしょうか?それは「タイムアウト法」で乗り切ればいいのです。
簡単に言うと、時間が経って怒りがおさまるの待つことです。
『誰にでも笑顔でいないと』とは考えなくていい
大人なので、本当は嫌いな人でも「なるべく笑顔で接する」という人も多いと思います。
そうやって心が思っていることと違う行動をしていると、自分の脳みそを騙しているようなものだから、心にはかなりの負担がかかっています。
ちなみに嫌いな相手に笑顔になってしまうのは、「私はあなたの敵じゃないから、攻撃してこないでね」という心理が働くからです。
でもそれは逆効果です。笑顔を埋めたり愛想よくすることは、関係を良くしようと一歩踏み出した行為になります。
そうすると相手は何らかのリアクションをしてきて、その結果、嫌いな相手との関係性が深まってしまいます。
だから、絡みたくない相手には笑顔なんてつくらず無表情でOKです。
『やる気を出さなくては』とは考えなくていい
やる気は出したいと思って出てくるものではないです。
テクニックを使えば、やる気を出さなくてもできます。
1つめはタイマーをかけて締切を意識する
2つめは作業興奮を起こす
まとめ
嫌な相手とは距離をとる
期間限定で我慢する
「YESと見せかけてNO作戦」で無茶ぶりを回避
完璧を求められたら承認欲求を満たしてあげる
うらやましい相手がいたら背景を観察する
カチンときたらタイムアウト法でクールダウン
嫌いな相手にはムリに笑顔を見せなくていい
やる気が出ないことに悩まなくていい
もっと、井上智介先生の【ストレス社会で「考えなくていいこと」リスト 】を読みたい人は!
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