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【ひすいこたろう】世界一たのしくてためになる「幸せ」の授業【読書感想文】

この本は「自分の目の前にある幸せに目を向ける方法」を教えてくれる本です

成功やお金だけでは幸せになれない

経済大国の日本人の幸福度ランキングは、世界的に見て非常に低水準で推移しています。

つまり、お金と幸福度は直接的には関係していないということです。

世界的に見れば、自転車を持っていること、教育を受けて来たこと自体が幸せなのです。

それにもかかわらず、いまだに日本人の大半は、「成功したら幸せになれる」「お金持ちになったら幸せになれる」と誤解をしています。

幸せな人生を送りたいのであれば、いますぐに「成功」と「お金」では幸せにはなれないと考えてください。

幸せになるための「モノの見方」

私たちの幸福度は、身の回りで起きている出来事に対する受け止め方で大きく変わります。

幸せを感じる受け止め方ができる人は
常に自分の身の回りのできごとを良い方向で受け止めて人生の幸福度が高まります。

当たり前に喜びを感じられる人だけが、自分の人生の幸福度を高める人だと考えてください!

あなたの当たり前は誰かにとっては奇跡的な体験です。

日常の中にある幸せに気づけない人は、どれだけお金を手にしてもどれだけ成功しても幸せにはなれません。

「幸せ」は「なるもの」ではなくて、幸せは「あるもの」であり、幸せは「自分自身で気づくもの」だと理解してください。

嫌いな人がいる幸せ

人生の幸福度が高い人は自分と違う価値観の人がいることに幸せを感じます。

自分が嫌いだと思う人がいることに感謝できる人になれば、あなたの人生は見違えるほど幸せな人生になります。

価値観が合わない人は、あなたの魂を磨き、あなたをさらなる高みに連れて行ってくれる存在だと考えてください。

幸せな人間関係を構築する秘訣は、どれだけ相性がいいかではなく、相性の悪さをどう乗り越えるか?です。

ブレーキがあるから安心していられる

多くの人は、「人生の幸せ=アクセル全開で幸せに一直線」と考えています。

しかし、人生も車と同じです。

ブレーキがなく、アクセル全開で目的地まで一直線だとよくないです。

ブレーキがあるからこそ、安心感があり、幸せを噛みしめることができます。

悲しみ」は、心の傷を癒やすための急速の時間を私たちに与えてくれます。
「不安」や「恐怖」は、未来への危機に備えるためになくてはならない大切な感情です。

多くの人が「負の感情」や「ネガティブマインド」と呼ぶ感情は、実はなくてはならないものになります。

人生を退屈にしている犯人は自分自身

人生において大切なのは、事実ではなく、解釈です。

同じ出来事に直面しても、解釈次第で幸せを感じることもできれば、退屈を感じることもできます。

何事も楽しんだもの勝ち!だと考えてください!

人は見たいものを見る

おなじ出来事を目にした人でも、受け止め方は違います。

いい側面と悪い側面のどちらかに目が向くのは、自分の日常の意識の差です。

人生にとって大切なのは、自分が何を見たいと思って過ごしているのか?です。

あなたは自分の人生を自分の意思でコントロールできるようになります。

自分はこの人生で何を一番見たいのか?自問自答してください。

自分のみたい世界をより鮮明にイメージしてください。

そうすれば、あなたは確実に人生の幸福度を高めることができます。

奇跡の人

自分がどれだけ奇跡的な確率でいまここに存在しているか理解をしてください。

宝くじが当たる確率は、自分が雷に直撃するよりも確率が低いと言われています。

しかし、宝くじの当たる確率は、あなたがここに存在している確率よりもはるかに高確率であるということです。

生き物が生まれてくる確率は、1億円の宝くじが100万回連続で当たる確率と同じだと言われています。

どんなに可能性が低かったとしても、自分がここに存在していることよりかんたんだと思うと、自信が持てるようになります。

夢を叶える方法

凡人が自分の才能や感性をフル活用してもなかなかうまくいかないものです。

凡人は、モデリング を行い、あなたが成し得たいと思っていることをすでに達成している人を見つけることです!

その人のやり方、あり方、口癖、習慣、服装など、できることはどんどん真似をしてください。

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