【宮崎直子著】鋼の自己肯定感【読んだまとめ】
自己肯定感を手に入れる流れを知る
まずは、自己肯定感を上げたり下げたりする要因を理解します。
仕組みがわかっていれば自己肯定感を上げやすくなりますし、下がってしまう原因を取り除けば高いところでキープできます。
自己肯定感を上下させる要因は
他人からの評価
他人との比較
失敗と成功
不測の事態
他人からの評価は気にしない
自己肯定感を上下させる要因の1つは「他人からの評価」です。
「人が自分のことをどう思うか」なんて、こちらではどうにもコントロールができないものです。
だから、他人からの悪い評価をいちいち気にしていてはダメです。
何か嫌なことを言われても「へぇ、あなたはそう思うんだ、まぁ私には関係ないけどね」くらいに思っておけばいいです。
嫌な人と関わらないようにすれば、自己肯定感を下げる機会もすくなるなります。
他人と自分を比較しない
私たちは学生の頃から「競争社会」に身を置き自己評価をするときに周りの人と比べるクセがついています。
他人より劣っている部分があると、すぐには「自分は不幸だ」と思ってしまいます。
だから自己肯定感を下げないためには、他人との比較は辞めたほうがいいです。
金子みすゞさんの「みんなちがって、みんないい」という言葉を胸に刻んでおくことをおすすめします。
失敗や成功に振り回されない
ここで身につけてほしいものが「成長マインドセット」です。
これは「人の性格や能力はいつでも変えられる」という考えのことです。
今は失敗してしまっても、それは将来の成長につながると考えることです。
「自分の性格や能力はこれからどんどん変わっていく」という意識を持つといいです。
不測の事態も受け止める
たとえ、大きな事故に見舞われたとしても、常に前を向き続けていれば充実した幸せな人生を送れると考えることです。
ポジティブな言葉を使う
ここでやってもらいたいのは「アファメーション」です。
アファメーションとは、自分で自分に対して語りかけるポジティブな言葉です。
これを毎日繰り返していると自己肯定感を高いところまで保つことができます。
思考も感情も自分で選ぶ
「感情」と「自己肯定感」には深い結び付きがあるということです。
自己肯定感を高くキープするためには、ネガティブな感情が起きないように工夫することです。
そこでここで習得したいのが「上手な思考の切り替え」です。
思考が変われば湧き上がってくる感情も変わってきます。
怒られたとき、「怒られた原因を自分じゃなくて、相手の中にあると考える」ことです。
思考したことを行動に移す
ここでは「ホルモン」の力を借りて行動を起こすことです。
セロトニンやオキシトシンなど「幸せホルモン」が脳内から分泌されると、ポジティブな気持ちになれます。
おすすめは「散歩」です。日光を浴びながら身体を動かすことで、脳内のセロトニンの分泌量が増えます。
あとは「昼寝」もいいです。睡眠を取ることで散歩と同じ、セロトニンが分泌されます。