【菅原洋平】すぐやる! 「行動力」を高める科学的な方法【読書感想文】
この本は行動力を高めてくれる方法を押してくれます。
睡眠の管理をする
睡眠不足で脳の活動そのものが低下している状態ではどんなに脳に「すぐやる」モードになるように働きかけても
期待したほどの効果は出ないわけです。
自分が睡眠不足かどうかを知るためには「起床から4時間後に頭がスッキリと冴えているか」を確認するといいです。
脳が一度見てしまったらもう手遅れ
人は目から走った情報というものに大きな影響を受けています。
例えば、「勉強しよう」と思ったときふとスマホを目にして「少しだけ見て、それからやろう」と思ったのだとしたらすでに手遅れです。
このように、視覚情報は人が思っている以上に強い力を持っています。
使ったものは元の場所に戻す
「ついテレビをつけてしまう」というのは「テレビを見よう」という明確な意志があって電源をつけているのではなく
ただなんとなくテレビの電源をつけている状態です。
つまり目に入ったリモコンを「無意識」に操作してしまっているわけです。
そこで、モノの置き場所を決めておくことです。
次の作業に少し手を付ける
1つの作業が終わったと、なかなか次の作業に取り掛かることができなかったという経験はないでしょうか?
そんなときは「次の作業に少し手を付けてから作業を終える」ということを意識してください。
1つの作業を終えた段階で切り上げてしまうと、脳は次の作業の予測ができず、次に体にどんな指示を出したらいいのか迷ってしまいます。
そこで脳が「次の行動」を予測できるところまえは「前の行動」を途切れさせずに連続させてみることにします。
「すぐやらない」は伝染する
実は自分の周りに「すぐやらない人」がいると、それは周囲に移ってしまいます。
人間というのは無意識のうちに他人の仕草を真似するようにできています。
これは本人の意志に関係なく、脳の働きとしてどうしても反応してしまうものです。
これは相手の動きを見ないようにしておくしかありません。
身の回りに「すぐやらない人」がいる場合にはその人との間に視界を遮るようなものを置くとか、なるべく別の人を見るようにするなど、物理的に視界にはいらないようにすることで「すぐやらない」がうつることを避けることができます。
すぐやる人を手伝う
ミラーニューロンの働きをうまく使って
「すぐやる人」の動きを自分にインストールするわけです。
簡単なことはルーティンで動く
何かをするというのは脳のエネルギーを消費します。
このエネルギーがなかったら、やらなきゃいけないこともできなくなってしまいます。
つまりやるべきことを「すぐできる」状態にするにはなるべく
この脳のエネルギーをムダに消費しないことが大事です。
脳のエネルギーを省エネ状態にするために「何も考えずにできること」は
ルーティン化すること
そして、「やらなくても困らないこと」はあえてやらずに済ませること。
この2つを意識することです。
モノの位置を固定する
まずは普段自分がどんな道具をどこで使っているのか振り返ることです。
その時に使っていないもしくはほとんど使っていなくて置いてある道具があれば捨ててしまうことです。
今使っている道具に関してもも無駄な動作がはいらないように導線や並べ方を工夫していくことです。