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【西野精治】眠れなくなるほど面白い 睡眠の話【読書感想文】

この本は「良質な睡眠 」ができる本になります。

睡眠の新常識

日本は世界一眠らない国

1日の平均睡眠時間は多くの国で8時間を超えています。
そんななか、日本は7時間22分と、33カ国中ワーストです。

「90の倍数」の睡眠がベストとは限らない

睡眠には、「レム睡眠」と「ノンレム睡眠」があります。

ノンレム睡眠は、脳も身体も眠っている、深い眠り

レム睡眠は、脳は起きているが身体は眠っている浅い眠りのことです。

レム睡眠とノンレム睡眠の周期は90分と言われています。
90分の倍数で起きれば目覚めが良いと言われているのは、90分周期で出現するレム睡眠に起床のタイミングを合わせると、スッキリ目覚めることができると言われているからです。

しかし、睡眠周期は80分〜120分と個人差があります。

なので睡眠周期に人が合わせるのではなく、睡眠を改善することが大事になります。

寝すぎても健康リスクは高まる

睡眠をしないことが、がんや生活習慣病の発症、仕事や生活のパフォーマンスを低下させてしまいます。

研究で調べた結果、短時間睡眠の人も長時間睡眠の人も死亡リスクが高くなる傾向にあります。

寝すぎると、疲れやすさや、頭痛、体内時計の乱れなどが起きてしまいます。

睡眠の科学的メカニズム

理想の睡眠パターンを知る

睡眠の大きな仕事

  1. 脳をしっかり休ませ、身体をメンテナンスする

  2. 自律神経やホルモンバランスを整える

  3. 記憶を整理して定着させる

  4. 免疫力を上げて抵抗力を高める

  5. 脳の老廃物を除去する

一番大切な入眠から「最初の90分」

最初の90分のノンレム睡眠で質が決まります。

体内時計が睡眠と覚醒を支配する

人間は、サーガディアンリズムによって生活をしています。
サーガディアンリズムとは、体温、ホルモン分泌などになります。

人間は24.2時間というタイミングで動いています。
24時間とは少しずれているため、ズレを修正しなければいけません。
そのズレを修正するのが「太陽の光」になります。

「黄金の90分」の質を高める極意

黄金の90分を確実に手に入れる方法

黄金の90分を確実に手にれる方法はかんたんです。
それは、夜眠くなった寝てください。

今すぐできる眠りのスイッチ

深部体温と皮膚体温の差を縮めることです。そのためにはきっちり入浴をすることです。

よりよい睡眠習慣のカギ

寝る時間と起きる時間はほぼ同じ時間にしましょう。
そして、朝起きたら、光を浴びる、朝食を取る、日中にしっかり活動をする。

もっと読みたい人は

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