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【安江一勢】26歳の自分に受けさせたい お金の講義【読書感想文】

この本は20代で知っておくべきお金の基礎 を教えてくれる本です。

老後のために若い頃からなんとなく貯金をしないこと

20代の若いときににしかできない体験や経験にお金を使うほうが、長い目でみたときに人生の財産になるからです。

心の安定のために、貯金は必要ですが、必要最低限でかまいません。

貯金したところで、低金利の今ではお金が増えないどころか、物価高と円安の影響で、実質貯金しているお金の価値がが目減りしているケースもあります。

なにか目的があって貯金をしているのなら、いいのですが月収の3ヶ月分暗い貯金があるのならば余剰のお金を有効活用したほうがいいわけです。

家賃はケチらないこと

自己投資にかけるお金ですが、「衣食住」になります。
とくに、「家賃はケチらないことが大事」です。

リラックスして過ごす住居が粗末だと、心がすさんでしまっていい仕事ができなくなるからです。

騒音のストレスで病んでしまう人は結構多いわけです。

貯金のかわりに毎月1万から投資を始める

日本の場合ここ30年間はたらいても給料は上がりませんが、若い頃からコツコツと30年かけて長期投資をしておくと高い確率でお金を増やすことができます。

リボ払いだけは手を出してはいけない

リボ払いの手数料は15%と異常に高いからです。

たとえば、100万円をリボ払いで借りた場合、年利15%なら1年後に115万円にもなります。

そのまま返さないと、132万2250円にもなります。

どんどん借金が積み上がっていきます。

そして、毎月1万円をちょこちょこ返済していると、リボ払で作った元本が全く減らずに金利分だけ返済することになります。

家賃がもったいないからマイホームを買うのは良くない

マイホームを買えば、もちろん家賃はかかりませんが、その代わりに固定資産税や清掃、修繕費などがかかるようになります。
実は私たちが払っている家賃の中には、こういった費用も含まれています。

日本の場合、家は買った瞬間から中古になって値段がガクッと下がってしまいます。

だから家は資産にはならないわけです。

だいたいの人は、35年ぐらいの長いローンを組んで家を買います。

すると余計にお金を払わないといけないし、厳密にはローンを返し終わるまではその家は自分のものではないわけです。

そのため、なにかしらの理由で働けなくなってローンを返せなくなったら、家は銀行のものになってしまいます。

財布の中と銀行口座の残高はいつもある程度把握しておく

自分がどれくらいの給料で、何にどれくらいお金を使っているかを正確に数字で把握することがお金を管理する上で一番大事なことになります。

実際に、家計簿をつけておくと、身に覚えのない請求に気づいてそれについて調べようとします。

この会社で働いている未来の自分をイメージできない場合は転職を視野に入れる

遅くとも35歳までには「ここでやっていくんだ」と腹を据えて、取り組める仕事を見つけておくが重要になります。

ただ、年収で転職するとほぼほぼ失敗することになります。

お金は最低条件だけ頭に入れて、転職を判断するときには、仕事をする環境や今後の伸びしろ、お金以外の部分にこだわるといいわけです。

あなたが身を置く環境を気にかける

人は自分の遺伝子の次に、まわりの人の影響を大きく受けるからです。

年収やモテ、ファッションセンス、口癖、選択、そして行動はかなり周りの人と似てくることになります。

もし、年収をさらに上げたいと思っているのなら背伸びしてでも高い年収の人と付き合って、そういった人たちの口癖や行動、選択の影響を受けておいたほうがいいわけです。

残業ではなく副業で稼ぐ

残業と違って、副業はさまざまな気づきや成長が得られるからです。

副業をやると経営者の気持ちがよくわかるからです。

また、副業で稼ぐと自分で確定申告をしないといけないので、税金についても理解が進みます。

会社だけの給料に依存しているとどうしても会社に逆らうことができないわけです。

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