「よい結果をイメージする」習慣
新しい仕事にとりかかるときとか、なにかはじめての事をしようとするとき、どうしても私たちは不安の方が先にきてしまいます。
「うまくいくだろうか?」「失敗したらどうしよう?」・・・などと、やる前から心配で仕方ないわけです。
こうなると頭がぼーっとしてしまって、身体もコチコチにこわばってしまいます。
これでは、本当の実力が発揮できません。
しかし、現実的にはほとんどの人がイザというとき、大きな不安にかられてガタガタしてしまいます。
これを克服する方法はないでしょうか?
まず、「自分にはできっこない」とか「失敗したらどうしよう」とかの「悪いイメージ」を描かないことが第一です。
やる前から「失敗するのではないか?」とビクビクしているのですから、頭が混乱して、まともな考えが出てこないわけです。
当然のことながら、身体もこわばってしまいます。
だから、決して「悪いイメージ」を連想してはいけないのです。
「良い結果」のイメージだけを描くことが大切なのです。うまくいった時の情報を具体的にハッキリとイメージするわけです。
この「イメージ成功法」は、スポーツ界で盛んに取り入れられています。オリンピック選手ぐらいのレベルになると、ほとんどの選手がこのイメージトレーニングを行っています。
実力的にはほとんどの差のない選手たちの最後の勝負は「精神」にあるからでしょう。
オリンピック優勝者のテレビインタビューを見ていると、そのことがよくわかります。
「自分が一着でゴールする情景をイメージしていた」とか「選手を負かした自分の姿をハッキリと描いていた」と答えています。
私たちも、なにかことに当たるとき、いらぬ取り越し苦労や不安を吹き飛ばしましょう。
強気のイメージを描く習慣が必要だと思います。