【スティーブン・R・コヴィー】7つの習慣【読書感想文】
この本は「成功を手に入れ、充実した人生を起こるための方法」を教えてくれる本です。
主体的である
主体的とは、周りから何を言われようとも、自分の意志で選択し、自分で責任を取れる状態になることです。
諸々の選択肢をすべて自分で決めて、その責任をすべて自分で取れる状態ににすることです。
なにがあっても、親や環境、店員、医師、上司、政府のせいにしないことです。
なぜ自己責任が必要なのでしょうか?それは、本気になれるからです。
人は自分で決めて、自分にすべての責任があるときに本気になれます。
誰かに指示された通りに動かされていると、自分がただの駒や操り人形、ペットみたいだと感じてモチベーションが下がってしまうことがわかっています。
誰に何を言われたとしても、最終的に決めるのは自分です。自分で考えて、自分で決めて、自分で責任を取る必要があります。
なぜなら、自分の人生だからです。
エネルギーや時間を自分の力で変えられることに集中させる
この世界には大きく分けて「自分の力で変えられること」と「自分の力で変えられないこと」の2つがあります。
成功するには当たり前ですが、自分の力で変えられることに自分の時間やエネルギーを集中させる必要があります。
人生の終わりを思い描くことから始める
今から何をするべきなのかは、自分の人生のゴールから逆算するとはっきりするからです。
最終的なゴールがはっきりしていないと今何をするべきなのかがわからないから、右往左往して最終的に自分のたどり着きたかった場所へたどり着けなくなってしまいます。
これは最終的なゴールはふわっとした形で思い描く程度でかまいません。
自分にとって最も価値があるものごとを優先する
最終的になりたい理想を思い描いてもらいましたが、その理想を叶えるために何をするべきなのか?そのステップがおぼろげながら見えているはずです。
その中から特にこれさえ達成できれば一気に成功に近づけると思うものを選んで、それを最優先事項として他のどんな作業よりも優先させます。
1日は24時間であり、睡眠時間を差し引くと、私たちが1日に行動できる時間はかなり少ない。
だからこそその限られた時間を自分の願望のために投資する必要があります。
緊急性よりも重要性を優先する
自分にとって最も価値があるもの語を優先するためには、緊急性に惑われないようにする必要があるからです。
最初にも書きましたが、成功するためには主体的に自分で決めて、自分で責任を取ることが大事になります。
周りから何を言われても、最終的に自分の時間をどう使うのかを決める権利は自分の手の中にあります。
それを忘れないことです。
win-winを考える
どんな形であっても誰かと協力する場合、どちらもおいしいという状況を作らないと長続きしないからです。
ビジネスの場合、まず自分に実力がないと誰かを勝たせることができないし、人はついつい自分を得をしたくなってしまうからです。
ただ、頭の片隅で覚えておいてほしいのは、どんな人と絡むにせよ、常にwin-winを意識して行動しないと長続きしないということになります。
アドバイスせずにただただ相手の話の理解に徹する
これは最も重要なコミュニケーションスキルとなります。
人は自分の話を真剣に聞いてくれた人のことを理解しようとするからです。
私たちはみんな「自分のことを理解してほしい、話を聞いてほしい」と思っており、常に自分が次に何を話すのかを意識して相手の話を聞いてしまう癖があるからです。
ポイントは強く意識して、アドバイスも批判もせずにただ相手の話に共感して、聞く練習をすることになります。
そうすれば、自分の考えもやがて相手に理解されるようになります。
自分と異なる能力を持った人と組んでシナジーを作り出す
自分一人でやれることよりもみんなで力を合わせた方が圧倒的に大きな結果を出しやすいからです。
そのためには、コミュニケーションスキルが必要になってきます。
人と人だから揉めることも多い、無気力に仕事に取り組んでいる人や能力が著しく低い人と組んでも相乗効果は生まれません。
刃を研ぐ
シンプルに自分の能力は刃のように放っておくと劣化したり老化したりして、切れ味が悪くなってしまうから
常に手入れを怠らず万全の状態を維持し続けなさいということです。
「からだ」「心」「知性」「人間関係」の4つの要素を常にメンテナンスしておくことを推奨しています。